抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スイカは他のウリ科野菜に比べ雌花あるいは両性花の着生数が少なく通常5節から7節に1つの雌花を着生するが,天候や施肥で影響を受けやすい。短期間に着果させるには細心の注意が必要で雌花の受精・結実能力向上もさることながら,着生数を増加させれば目的の時期と節位に果実を確保することもできる。そこで両性花を非常に多く着生する「すいか中間母本農1号」を育成した。本系統は市販品種の雌花着生数にくらべ2~3倍多く,短期間の集中着果が可能であり,一般品種への育種素材として用いることができる。これはアフリカ原産の野生スイカ「Red Seeded 3b」を用い,中国から導入した「北京系C」,「富士光TR」,「都3号」を交雑して育成した品種で,近年では希な品種である。