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J-GLOBAL ID:200902286749566119   整理番号:07A0077548

ヒト神経膠腫U251細胞のp38MAPK,アポトーシス,細胞周期に対するHCMVの影響

Effect of HCMV on p38MAPK, apoptosis and cell cycle of human glioma U251 cells
著者 (5件):
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巻: 44  号: 10  ページ: 778-781  発行年: 2006年 
JST資料番号: C2332A  ISSN: 0578-1310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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本研究の目的は,HCMV感染後のヒト神経膠腫U251細胞のp38MAPK発現の変化,アポトーシス頻度,細胞周期分布を研究することである。方法 ウェスタンブロット法により,HCMV感染後15分,30分,1時間,6時間,10時間,16時間,24時間,36時間,48時間にU251細胞上のp38(リン酸化型p38および非リン酸化型p38)とリン酸化型p38の発現が検出された。フローサイトメトリー(FCM)により,HCMV感染後2日,5日,7日にU251細胞のアポトーシスの割合と細胞周期分布が検出された。結果 ウェスタンブロット法の結果では,HCMV感染後6~10時間にリン酸化型p38の強い増大が検出され,6時間後と10時間後の平均グレイスケールはそれぞれ,186.33±7.51(t=5.37,P<0.01)と188.00±7.02(t=5.26,P<0.01全部),HCMV感染後16時間でp38リン酸化が基本レベルに低下したことが示された。しかし,感染経過中,p38蛋白質の全体的なレベルに有意な変化はみられなかった。FCM分析では,対照群と比較して,HCMVがU251細胞のアポトーシスの割合を有意に増加させる(t=10.84,P<0.01)可能性と,細胞のアポトーシスの割合がHCMV感染後5日にピークに達した[(10.18±1.24)%]ことが示された。FCMのデータは,HCMVがG1期でU251細胞の数を減少させ,S期およびG2期で細胞を停止させる可能性を示した。感染後2日,5日,7日のG1期のU251細胞数はそれぞれ,(56.50±2.57)%(t=26.45,P<0.01),(62.33±2.64)%(t=21.20,P<0.01)and(67.45±4.44)%(t=10.61,P<0.01)へと有意に減少した。結論 HCMVは,U251細胞でp38MAPK経路を活性化し,アポトーシスを誘導し,細胞周期に干渉する可能性がある。
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  感染症・寄生虫症一般  ,  生物学的機能 

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