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J-GLOBAL ID:200902289375921857   整理番号:08A1149087

バイオエタノール生産に向けた稲わら等の収集運搬作業体系に関する研究

著者 (6件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 371  発行年: 2008年11月05日 
JST資料番号: Z0986A  ISSN: 0285-0494  CODEN: ENESEB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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茨城県(筑西市・下妻市),栃木県(小山市)にまたがる半径30km圏内に点在する,排水条件の良い大規模水田から収集した飼料向用稲わらの聞き取り調査によって把握した調整・収集プロセス及び運搬プロセスのコストは,それぞれ,20.0,6.7円/kgであり,合計26.7円/kgと算出された。エタノール収率(03L/dry-kg)及び利用可能な稲わら発生密度を用いると,半径30kmの収集範囲から約2万kLのエタノールが生産可能と推定された。バイオマス・ニッポン総合戦略推進会議の稲わらを原料とするエタノールの目標生産コストは100円/Lである。その場合,設備償却費,ケミカルス費,発酵副原料費,蒸気・電力費,人件費を差し引いた原料コストは11.8円/kgとなる。貯蔵設備に関するコストを含まない,エタノール原料向け作業体系コストは,次の通りである。現行の乾燥稲わら作業体系1:26.6円/kg,ラップサイレージ作業体系2:34.6円/kg,反転作業を省略した作業体系3:21.4円/kg,立ちわらを収集してそのまま近距離運搬する作業体系4:8.4円/kg。目標コストを下回る作業体系4は,収集半径30kmといった大規模な作業体系では難しいと思われる。大規模な作業体系においても,麦わらやイタリアンライグラスなどの水田冬作物も組み合わせることで,機械償却費が分散し,エタノール原料としての目標コストを満たす可能性があると考えられる。稲わらだけでなく他のバイオマスの組み合わせも検討し,柔軟なシステムを構築することが重要である。
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分類 (1件):
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生物燃料及び廃棄物燃料 

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