抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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国際研究機関間のローミング方式EduroamではIEEE802.1Xベースの認証技術を採用し,RADIUSサーバのプロキシツリー構造を用いてユーザを認証する。本論文では,自分のホーム機関と異なる訪問先のRADIUSサーバが上位のナショナルRADIUSプロキシサーバに認証要求を転送し,さらにレルム名からユーザのホーム機関のRADIUSサーバに転送して認証を受けるEduroamシステムの処理を概説した。また,Eduroamを日本に導入するためにExpress5800/110Gc-S(NEC社)を用いて構築したJP-RADIUSサーバ,及び東北大RADIUSサーバについて述べた。RADIUSサーバソフトウェアFreeRADIUS1.13にパッチを当て,proxy.confの記述で正規表現を許容するようにした。また,IEEE802.1Xで推奨されているEAP-TTLSを採用し,端末にはサプリカントソフトウェアSecureW2を用いた。特に,日本ではVPN(Virtual Private Network)限定で運用し,アクセス制御装置に透過させるポート番号だけを設定する手法を採用した。