抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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家庭内に多数の情報機器やセンサが組み込まれるユビキタス社会では生活状況を容易に取得できるので,それらの人々への還元方法について検討した。本論文では,様々なセンサによって家庭内のイベントを取得し,それらのイベントをオルゴールのメロディに乗せて表すインタフェイス「イル(居る)ゴール」を提案した。ふたを開くと音楽を奏で始めて閉じると停止し,加速度センサで検出したふたの開き具合をボリュームに対応させるなどオルゴールのメタファに対応しており,ロータリーセンサがついたぜんまいを1捻りすると1時間前の状態を再生できる。インターホンの呼び出し音,まな板,包丁,水,フライパンの音,TV番組や音楽については予め用意した音に対応させ,人の会話は短時間録音したものを逆再生して生音は使わないことでプライバシーに配慮した。具体的に,ふたを少し開いて家の様子をBGMにしたり,ぜんまいを巻いてその日の家の様子や雰囲気を振り返るといった活用方法を示した。