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J-GLOBAL ID：200902296392483037   整理番号：09A0162477

コヒーレント分子運動を利用した光波変調による紫外超短パルス光の発生

著者 (3件)： 財津慎一 (九大 大学院工学研究院) ,  今坂藤太郎 (九大 大学院工学研究院) ,  今坂藤太郎 (九大 未来化学創造セ)
資料名： 九州大学中央分析センター報告  (Report of the Center of Advanced Instrumental Analysis, Kyushu University)
号： 26  ページ： 15-23  発行年： 2008年12月31日 
JST資料番号： L0122A  ISSN： 0916-0892  CODEN： KDCHEW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： レーザーイオン化質量分析法の適用範囲を拡大させるためには,紫外フェムト秒レーザーイオン化質量分析法が有用であり,そのためには超短パルス光が必要となる。そこでコヒーレント分子変調による高エネルギー紫外超短パルス光の発生について述べた。まず過渡的誘導Raman散乱による分子コヒーレンスの励起と原理,次に実験系の構成について示した。複数の分子コヒーレント運動を利用した光波変調により,約10倍のスペクトル帯域拡張と1/6の時間幅短縮が得られた。また時間依存偏光変動パルスによる分子コヒーレンスの励起と負分散鏡を用いた光パルス圧縮により21倍までのスペクトル帯域の拡張と1・3の時間幅圧縮が可能となった。

シソーラス用語： *光パルス ,  *コヒーレント光 ,  紫外レーザ ,  *光変調 ,  広帯域 ,  時間依存性 ,  偏光 ,  パルス圧縮 ,  レーザ励起 ,  *質量分析 ,  Raman散乱 ,  サファイアレーザ
準シソーラス用語： *光イオン化質量分析 ,  超短パルス

分類 (2件)： 固体レーザ  (BD04080W) ,  分析機器  (CC02020S)

タイトルに関連する用語 (5件)： コヒーレント ,  分子運動 ,  光波 ,  変調 ,  超短パルス