特許

J-GLOBAL ID：200903000567484780

新規なメラニン色素生成阻害物質、その生産菌、並びにその製造法

発明者： 大村 智 ,  小宮山 寛機 ,  林 正彦 ,  高松 智 ,  矢田 幸博 ,  芋川 玄爾
出願人/特許権者： 社団法人北里研究所 ,  花王株式会社
代理人 (1件)： 有賀 三幸 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-058874
公開番号（公開出願番号）：特開平6-271595
出願日： 1993年03月18日
公開日（公表日）： 1994年09月27日
要約：

【要約】【構成】 特定の理化学的性質を有する新規なメラニン色素生成阻害物質、その生産菌、並びに該生産菌を培養し、培養物中から上記物質を採取するその製造法。【効果】 優れたメラニン色素生成阻害能を有する抗生物質が、工業的規模で簡便に得られる。

請求項（抜粋）：

下記の理化学的性質(1)〜(8)を有するメラニン色素生成阻害物質OH-3984 K1 。(1)元素組成がC18H26O4である。(2)分子量が306である。(3)比旋光度[α]Dが-154.9°(C=0.366、エタノール中)である。(4)第1図に示す紫外線吸収スペクトル(メタノール中)を与える。(5)第2図に示す赤外線吸収スペクトル(クロロホルム中)を与える。(6)水に難溶で、アセトン、酢酸エチル、エチルエーテル、ヘキサン、メタノール、エタノール、クロロホルム及びベンゼンに可溶である。(7)第3図及び第4図に示す核磁気共鳴スペクトル(重クロロホルム中)を与える。(8)硫酸及びヨウ素に対する呈色反応が陽性である。

IPC (6件)：

C07G 17/00 ,  A61K 35/74 AED ,  C12N 1/20 ,  C12P 7/00 ,  A61K 7/00 ,  C12R 1:465