特許
J-GLOBAL ID:200903005032063745

有機物分析法および有機物分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-134325
公開番号(公開出願番号):特開2009-281864
出願日: 2008年05月22日
公開日(公表日): 2009年12月03日
要約:
【課題】水溶液中の有機物の溶解状態または分散状態を検知することができる有機物分析法および有機物分析装置を目的とする。【解決手段】有機物を含む水溶液に1種以上の無機塩を添加、混合する混合工程と、無機塩が添加、混合された前記水溶液を凍結させて凍結試料を得る凍結工程と、前記凍結試料に特定の電磁波を照射して、透過した電磁波を測定することにより有機物の溶解状態もしくは分散状態を検知する検知工程とを含む有機物分析法。また、特定の電磁波を励起する励起光を発生する光源12と、前記励起光により電磁波を発生させて凍結試料40に照射し、透過した電磁波を測定する分光器14と、無機塩が添加、混合された水溶液を凍結させて前記凍結試料を得る低温チャンバ16とを備えた有機物分析装置10。【選択図】図1
請求項(抜粋):
有機物を含む水溶液における該有機物の溶解状態または分散状態を分析する定性分析法であって、 前記水溶液中に1種以上の無機塩を添加、混合する混合工程と、 前記無機塩が添加、混合された水溶液を凍結させて凍結試料を得る凍結工程と、 前記凍結試料に、前記無機塩から生じるイオンと前記有機物との間、または前記イオンと前記有機物とそれらの周囲の水分子との間に形成される弱い相互作用により形成されたクラスターにおける、該相互作用のエネルギーに共鳴する周波数を含む電磁波を照射し、前記凍結試料を透過した電磁波を測定することにより得られる吸収特性スペクトルから前記有機物の溶解状態または分散状態を検知する検知工程とを含むことを特徴とする有機物分析法。
IPC (1件):
G01N 21/35
FI (1件):
G01N21/35 Z
Fターム (18件):
2G059AA01 ,  2G059AA05 ,  2G059BB04 ,  2G059BB11 ,  2G059CC04 ,  2G059CC12 ,  2G059CC15 ,  2G059DD05 ,  2G059DD18 ,  2G059EE01 ,  2G059EE12 ,  2G059FF05 ,  2G059GG01 ,  2G059GG08 ,  2G059HH01 ,  2G059HH06 ,  2G059JJ01 ,  2G059MM01
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示
引用文献:
前のページに戻る