特許
J-GLOBAL ID:200903016570569294

3,3’,5,5’-テトラアルキル-4,4’-ビフェノールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 数彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-270704
公開番号(公開出願番号):特開2006-008652
出願日: 2004年09月17日
公開日(公表日): 2006年01月12日
要約:
【課題】未反応のジアルキルフェノール(DAP)の回収再利用を繰返し行なえる工業的に有利なテトラアルキルビフェノール(TABP)の製造方法を提供する。【解決手段】水溶媒および金属触媒の存在下、酸素含有ガスによってDAPの酸化二量化反応を行ない、未反応DAP、金属触媒および不純物として芳香族アルデヒド類を含有する反応液にTABPが分散した水性スラリーを得る工程(A)と、得られた水性スラリーからTABPを固液分離する工程(B)とから成り、水性スラリー及び/又は工程(B)で回収される水性反応液を蒸留して水と未反応DAPとから成る共沸混合物を回収し、芳香族アルデヒド類が含有された当該回収留分の一部を酸化二量化反応に供給し、仕込反応液中における芳香族アルデヒド類の金属触媒に対する量を60倍モル以下に調節する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
水溶媒および金属触媒の存在下、2,6-ジアルキルフェノールの酸化二量化反応により3,3’,5,5’-テトラアルキル-4,4’-ビフェノールを製造する方法において、2,6-ジアルキルフェノールとして、先の酸化二量化反応プロセスから未反応原料として回収され且つ不純物として以下の一般式(I)で示される芳香族アルデヒド類を含む2,6-ジアルキルフェノールを使用し、仕込反応液中における芳香族アルデヒド類の金属触媒に対する量を60倍モル以下に調節することを特徴とする3,3’,5,5’-テトラアルキル-4,4’-ビフェノールの製造方法。
IPC (3件):
C07C 37/11 ,  C07C 37/74 ,  C07C 39/15
FI (3件):
C07C37/11 ,  C07C37/74 ,  C07C39/15
Fターム (13件):
4H006AA02 ,  4H006AC23 ,  4H006BA02 ,  4H006BA05 ,  4H006BA32 ,  4H006BC37 ,  4H006BC53 ,  4H006BE30 ,  4H006FC52 ,  4H006FE13 ,  4H039CA41 ,  4H039CC20 ,  4H039CD10
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭53-65834号公報
  • 特開昭60-152433号公報
  • 特開昭61-268641号
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審査官引用 (2件)
  • 特開平3-275638
  • 特開昭61-268641

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