特許
J-GLOBAL ID:200903020602412381

ベータサイアロン焼結体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-000309
公開番号(公開出願番号):特開2007-182334
出願日: 2006年01月05日
公開日(公表日): 2007年07月19日
要約:
【課題】 資源的に最も豊富でありかつ極めて優れた特性を有するものの、製造コストが高価に過ぎる為に活用されていないケイ素系ファインセラミックス、βサイアロンの製造コストが低減されて、広範な社会基盤材料としての活用が嘱望されている。【解決手段】 燃焼合成により合成したβサイアロンを平均粒径500nm以下、最大粒径5μm以下に粉砕分級後、ゴム型を用いた成型、マイクロウエーブ焼結を介して製品化する事により、製造コストが低減できると共に、従来材以上に優れた機能が確保できた。これによりβサイアロンが社会基盤材料として活用できる。
請求項(抜粋):
燃焼合成法による工程1により合成されたべータサイアロンを目的とする平均粒径500nm以下までに粉砕する工程2、粉砕により得られたべータサイアロン粉体から粒径7μm以上の粒を取除く分級工程3、工程3で平均粒径と最大粒径を特定化したベータサイアロン粉体に本特許指定の焼結工程で焼結助剤効果を発揮する粒径10μm以下の焼結助剤粉体を5%以下添加し均一混合する工程4、工程4の混合粉体を柔軟性を有する素材で構成され複数個の成形用キャビテイを有する型に充填、密閉する工程5、該成形型の外部から均一な静水圧力を負荷し目標とする生成形体を形成する工程6、工程6で得られた生成形体を1700°C以下の実体温度で、2時間以下の保持時間で焼結する工程7および焼結体を正寸に研削加工する工程8を介して製造した10%破損確率寿命が107サイクル以上である事を特徴とするベータサイアロン焼結体。
IPC (4件):
C04B 35/626 ,  C04B 35/599 ,  F02B 39/00 ,  F16C 33/32
FI (4件):
C04B35/58 302S ,  C04B35/58 302F ,  F02B39/00 U ,  F16C33/32
Fターム (28件):
3G005KA02 ,  3J101AA02 ,  3J101BA10 ,  3J101EA41 ,  3J101FA44 ,  4G001BA03 ,  4G001BA04 ,  4G001BA09 ,  4G001BA14 ,  4G001BA52 ,  4G001BA62 ,  4G001BA63 ,  4G001BB52 ,  4G001BC03 ,  4G001BC12 ,  4G001BC13 ,  4G001BC23 ,  4G001BC24 ,  4G001BC49 ,  4G001BC53 ,  4G001BC54 ,  4G001BC63 ,  4G001BC73 ,  4G001BD12 ,  4G001BD16 ,  4G001BD18 ,  4G001BE03 ,  4G001BE26
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • βサイアロン燒結体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-256241   出願人:松下昌史, アレキサンダージイメルジャノフウ, 下平賢一, 縫谷芳雄
  • サイアロン焼結体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-304325   出願人:渡辺敏幸
  • 表面疵検査装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-047378   出願人:株式会社イスマンジェイ

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