特許
J-GLOBAL ID:200903022511698021

TCPフロー通信品質推定装置およびその方法ならびにそのためのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 渡邉 昌幸 ,  磯村 雅俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-042330
公開番号(公開出願番号):特開2006-229701
出願日: 2005年02月18日
公開日(公表日): 2006年08月31日
要約:
【課題】 フロー管理に要するテーブルのサイズを軽減しつつ、当該リンクにおけるフロー全体の通信品質を適切に推定することが可能なTCPフロー通信品質推定装置およびその推定方法ならびにそのためのプログラムを提供すること。【解決手段】 パケットヘッダ照合部32は受信したパケットのパケットヘッダ情報をユーザフロー管理テーブル40に登録されたユーザフロー情報と照合し、該テーブルに登録されている場合にフロー管理部33にユーザフロー情報の更新を要請する。そうでない場合にサンプリング部34でN個のパケットに対し1個のパケットを抽出してパケットヘッダ解析部35に転送し、SYNフラグが立っておりかつテーブル40に空きがあれば該パケットの到着時刻やパケットヘッダ情報を登録することを要請する。フロー管理手段は要請を実行し、フロー統計情報推定部36はテーブル40の情報を用いてTCPフロー通信品質を推定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
通信網におけるあるリンクを経由するTCPフローの通信品質を推定するTCPフロー通信品質推定装置であって、 受信したフローのユーザフロー情報を登録するユーザフロー管理テーブルを管理するとともに、後述のパケットヘッダ照合手段およびパケットヘッダ解析手段からの要請を受け、該要請を実行するフロー管理手段と、 受信したパケットのパケットヘッダ情報を前記ユーザフロー管理テーブルに登録されたユーザフロー情報と照合し、受信したパケットが前記ユーザフロー管理テーブルに登録されているフローに属するものである場合に、前記ユーザフロー管理テーブルを管理しているフロー管理手段にユーザフロー情報の更新を要請するとともに、受信したパケットが前記ユーザフロー管理テーブルに登録されているフローに属するものでない場合に、該パケットを後述のサンプリング部に転送するパケットヘッダ照合手段と、 転送されてきたN個のパケットに対し1個のパケットを抽出してパケットヘッダ解析手段に転送するとともに、抽出されなかったパケットを次のノードに転送するサンプリング手段と、 転送されてきたパケットのパケットヘッダ情報を読み込んでTCPの通信開始を表すSYNフラグが立っておりかつ前記ユーザフロー管理テーブルに空きがあれば、該パケットの到着時刻および該パケットがどのユーザフローからのパケットかを定めるパケットヘッダ情報を前記ユーザフロー管理テーブルに新規エントリ登録することを前記フロー管理手段に要請するパケットヘッダ解析手段と、 前記ユーザフロー管理テーブルにエントリされたフローの情報を用いて、当該リンクを経由するフロー全体のTCPフロー通信品質を推定するフロー統計情報推定手段と を有することを特徴とするTCPフロー通信品質推定装置。
IPC (2件):
H04L 12/56 ,  H04L 29/14
FI (3件):
H04L12/56 400Z ,  H04L12/56 200Z ,  H04L13/00 313
Fターム (14件):
5K030GA11 ,  5K030HA08 ,  5K030JA10 ,  5K030KA02 ,  5K030MA04 ,  5K030MB02 ,  5K030MB04 ,  5K030MC08 ,  5K035AA02 ,  5K035BB01 ,  5K035DD01 ,  5K035EE01 ,  5K035MM03 ,  5K035MM07

前のページに戻る