特許
J-GLOBAL ID:200903034236618274

3,3’,5,5’-テトラアルキル-4,4’-ビフェノールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 数彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-154400
公開番号(公開出願番号):特開2005-126410
出願日: 2004年05月25日
公開日(公表日): 2005年05月19日
要約:
【課題】未反応のジアルキルフェノール(DAP)の回収再利用を繰返し行なえる工業的に有利なテトラアルキルビフェノール(TABP)の製造方法を提供する。【解決手段】水溶媒および金属触媒の存在下、酸素含有ガスによってDAPの酸化二量化反応を行ない、未反応DAP、金属触媒および不純物としてカルボニルフェノール(CP)化合物を含有する水性反応液にTABPが分散した水性スラリーを得る工程(A)と、得られた水性スラリーからTABPを固液分離する工程(B)とから成り、水性スラリー及び/又は工程(B)で回収される水性反応液を蒸留して水と未反応DAPとから成る共沸混合物を回収し、CP化合物が含有された当該回収留分の一部を酸化二量化反応に供給することを特徴とするTABPの製造方法。 【選択図】 なし
請求項(抜粋):
水溶媒および金属触媒の存在下、酸素または酸素含有ガスによって2,6-ジアルキルフェノールの酸化二量化反応を行ない、未反応2,6-ジアルキルフェノール及び金属触媒を含有する水性反応液に3,3’,5,5’-テトラアルキル-4,4’-ビフェノールが分散した水性スラリーを得る工程(A)と、得られた水性スラリーから3,3’,5,5’-テトラアルキル-4,4’-ビフェノールを固液分離する工程(B)とから成る3,3’,5,5’-テトラアルキル-4,4’-ビフェノールの製造方法であって、工程(A)以降であり工程(B)に至る前に、水性スラリーの蒸留を行い、水と未反応2,6-ジアルキルフェノールと不純物として下記一般式(I)で示される2-カルボニルフェノール化合物とを含有する混合物を留出させて回収し、当該回収留分の一部を酸化二量化反応に供給することを特徴とする3,3’,5,5’-テトラアルキル-4,4’-ビフェノールの製造方法。
IPC (4件):
C07C37/11 ,  C07C37/74 ,  C07C37/84 ,  C07C39/15
FI (4件):
C07C37/11 ,  C07C37/74 ,  C07C37/84 ,  C07C39/15
Fターム (19件):
4H006AA02 ,  4H006AC23 ,  4H006AD11 ,  4H006AD15 ,  4H006BA05 ,  4H006BA32 ,  4H006BB14 ,  4H006BB31 ,  4H006BC53 ,  4H006BD33 ,  4H006BD35 ,  4H006BD52 ,  4H006BE03 ,  4H006BE30 ,  4H006FC52 ,  4H006FE13 ,  4H006FG29 ,  4H039CA41 ,  4H039CD10
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (5件)
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