特許
J-GLOBAL ID:200903037353994090

ガス化方法、ガス生成装置及びガス化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 河野 登夫 ,  河野 英仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-227071
公開番号(公開出願番号):特開2009-057497
出願日: 2007年08月31日
公開日(公表日): 2009年03月19日
要約:
【課題】タールを除去したガスの生成、及びチャーの迅速なガス化を実現するガス化方法、ガス生成装置及びガス化装置を提供する。【解決手段】まず、石炭又はバイオマス等の炭素系固体燃料を450°C以上で加熱することにより、炭素系固体燃料は気相成分とチャーとに熱分解する。気相成分は、水素及び一酸化炭素等を含んだガスとタールとからなる。次に、気相成分を、600°C〜800°Cで活性化チャーに接触させることにより、タールを分解するコーキングを行う。活性化チャーの表面でタールがガスとコークとに分解され、活性化チャーの表面にはコークが析出し、炭素担持体が生成される。次に、チャー及び炭素担持体に水蒸気を含むガスを接触させ、水素及び一酸化炭素を含むガスを生成するガス化を行う。ガス化によりチャー及び炭素担持体の表面が侵食されて活性化チャーが生成され、コーキングで再利用する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
有機物をガス化する方法において、 有機物を450°C以上で加熱することにより、前記有機物を気相成分と炭状固体とに熱分解し、 比表面積及び細孔容積を前記炭状固体よりも増大させた多孔質の炭状物質、又は前記炭状固体と前記多孔質の炭状物質との混合物に、熱分解によって発生した気相成分を接触させることにより、前記炭状固体又は前記多孔質の炭状物質の表面に炭素質の固体が析出した炭素担持体を生成し、 前記多孔質の炭状物質又は前記炭状固体と前記多孔質の炭状物質との混合物に前記気相成分を接触させた後のガスを回収すること を特徴とするガス化方法。
IPC (4件):
C10J 3/00 ,  C10J 3/02 ,  C10K 1/32 ,  B09B 3/00
FI (7件):
C10J3/00 F ,  C10J3/00 A ,  C10J3/00 G ,  C10J3/02 J ,  C10J3/02 K ,  C10K1/32 ,  B09B3/00 302Z
Fターム (14件):
4D004AA03 ,  4D004AC05 ,  4D004BA03 ,  4D004CA27 ,  4D004CB04 ,  4D004CB36 ,  4D004CB43 ,  4D004CC03 ,  4D004DA03 ,  4D004DA06 ,  4H060BB02 ,  4H060BB03 ,  4H060BB22 ,  4H060DD23

前のページに戻る