特許
J-GLOBAL ID：200903039121063890
燃料電池スタック及び燃料電池システム
発明者：
,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
特許業務法人しんめいセンチュリー
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2007-095036
公開番号（公開出願番号）：特開2008-251498
出願日： 2007年03月30日
公開日（公表日）： 2008年10月16日
要約：
【課題】各燃料電池セルにおけるアノード電極を効率的に加湿でき、高電流密度運転においても優れた発電性能を発揮し得る燃料電池スタック及び燃料電池システムを提供すること。【解決手段】本発明のの燃料電池スタックによれば、電気的に直列接続された隣接する単位セルにおける、一方の単位セルのカソード電極と他方の単位セルのアノード電極との間には、水透過層が、該カソード電極における第2の多孔体及び該アノード電極における第1の多孔体のそれぞれに当接した状態で配設されている。よって、かかる水透過層の存在により、カソード電極内の水蒸気及び液体水がアノード電極に供給されるので、アノード電極における第1の触媒層及び固体高分子電解質膜における水分不足を抑制できる。【選択図】図3
請求項（抜粋）：
固体高分子電解質膜と、その固体高分子電解質膜の一方の面に当接するアノード電極と、前記固体高分子電解質膜の他方の面に当接するカソード電極とを備え、前記アノード電極へ供給される燃料ガスと前記カソード電極へ供給される酸化剤ガスとの電気化学反応を利用して発電を行う単位セルを複数積層し、隣接する前記単位セルが互いに電気的に直列接続されている燃料電池スタックであって、
前記アノード電極は
前記固体高分子電解質膜に当接する第1の触媒層と、
その第1の触媒層における前記固体高分子電解質膜とは反対側に該第1の触媒層と電気的に接続された状態で配置され、相互に連通し表面が親水性である多数の孔を有すると共に、導電性を有する第1の多孔体とを含んで構成されるものであり、
前記カソード電極は、
前記固体高分子電解質膜に当接する第2の触媒層と、
その第2の触媒層における前記固体高分子電解質膜とは反対側に該第2の触媒層と電気的に接続された状態で配置され、相互に連通し表面が親水性である多数の孔を有すると共に、導電性を有する第2の多孔体とを含んで構成されるものであり、
隣接する前記単位セルにおける、一方の単位セルの前記カソード電極と他方の単位セルの前記アノード電極との間に、該カソード電極における前記第2の多孔体及び該アノード電極における前記第1の多孔体のそれぞれに当接して配設される水透過層をさらに備えていることを特徴とする燃料電池スタック。
IPC (4件)：
H01M 8/02
, H01M 8/10
, H01M 4/86
, H01M 8/04
H01M8/02 E
, H01M8/10
, H01M4/86 M
, H01M8/04 K
5H018AA06
, 5H018AS02
, 5H018CC06
, 5H018DD08
, 5H018EE03
, 5H018EE05
, 5H018EE17
, 5H018EE19
, 5H026AA06
, 5H026BB04
, 5H026CX04
, 5H026CX05
, 5H026EE18
, 5H027AA06
, 5H027KK00
, 5H027KK52
