特許
J-GLOBAL ID:200903040157181499

電子価値交換システム、及び、電子価値交換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 長谷川 芳樹 ,  寺崎 史朗 ,  黒川 朋也 ,  柏岡 潤二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-069279
公開番号(公開出願番号):特開2007-172656
出願日: 2007年03月16日
公開日(公表日): 2007年07月05日
要約:
【課題】ICカード間で電子価値を交換する際に、ICカード側で実行される処理やICカード間における通信の切断などを、アプリケーションプログラムが認識できないことに伴う不都合を回避することである。【解決手段】携帯端末20は、電子価値の交換提案メッセージを携帯端末10から受信すると、当該メッセージに対応するリスナに基づく交換提案内容をアプリケーションプログラム21に通知する。アプリケーションプログラム21がこの提案内容を承諾し、交換対象の電子価値V1,V2を決定すると、同電子価値の交換確定メッセージを返信する。携帯端末10は、交換確定メッセージを受けると、当該メッセージに対応するリスナに基づく交換内容をアプリケーションプログラム11に通知する。アプリケーションプログラム11が交換内容を承諾すると、電子価値V1,V2の交換処理が開始される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ユビキタスコンピューティングの環境下における送り手側携帯端末と受け手側携帯端末との間で各携帯端末の耐タンパ性を有するICカードに保持されている電子価値の交換を、アプリケーションプログラムを経由することなくICカード間で直接的に行う電子価値交換システムにおいて、 前記送り手側携帯端末は、 電子価値の交換を提案するメッセージを前記受け手側携帯端末宛に送信する送り手側送信手段と、 前記受け手側携帯端末により送信された、交換を確定するためのメッセージを受信すると、当該メッセージに対応するリスナを呼び出して、当該リスナの記述に従い、前記メッセージのパラメータを交換内容として送り手側アプリケーションプログラムに通知する送り手側第1通知手段と、 前記送り手側第1通知手段により通知された交換内容に対して前記送り手側アプリケーションプログラムからの承諾が得られた場合に、前記送り手側アプリケーションプログラムを経由することなく前記受け手側携帯端末との間で耐タンパ性に基づく通信により電子価値の交換を行う交換手段と、 前記受け手側携帯端末により送信された、電子価値の交換が正常に完了した旨を表すメッセージを受信すると、当該メッセージに対応するリスナを呼び出して、当該リスナの記述に従い、電子価値の交換が正常に完了した旨を前記送り手側アプリケーションプログラムに通知する送り手側第2通知手段と、 を備え、 前記受け手側携帯端末は、 前記送り手側携帯端末から送信された交換提案メッセージを受信すると、当該メッセージに対応するリスナを呼び出して、当該リスナの記述に従い、前記メッセージのパラメータを提案内容として受け手側アプリケーションプログラムに通知する受け手側第1通知手段と、 前記受け手側第1通知手段により通知された提案内容に対して前記受け手側アプリケーションプログラムからの承諾が得られた場合に、交換確定メッセージを前記送り手側携帯端末宛に送信する受け手側第1送信手段と、 前記送り手側携帯端末との間で耐タンパ性に基づく通信により電子価値の交換が正常に完了した場合に、電子価値の交換が正常に完了した旨を表すメッセージを前記送り手側携帯端末宛に送信する受け手側第2送信手段と、 前記送り手側携帯端末との間で耐タンパ性に基づく通信により電子価値の交換が正常に完了した場合に、当該メッセージに対応するリスナを呼び出して、当該リスナの記述に従い、電子価値の交換が正常に完了した旨を前記受け手側アプリケーションプログラムに通知する受け手側第2通知手段と、 を備えることを特徴とする電子価値交換システム。
IPC (1件):
G06Q 20/00
FI (1件):
G06F17/60 410G
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (7件)
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