特許
J-GLOBAL ID:200903042400836051

液晶偏光制御素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-193187
公開番号(公開出願番号):特開平10-039267
出願日: 1996年07月23日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 1つのセル内の任意の複数領域に複屈折性高分子の添加により液晶分子の螺旋配列を生じさせ、1つのビーム内に任意の方向に偏光した多数のビームレットを生じさせ、高輝度レーザーにも使用し得る液晶偏光制御素子を得る。【解決手段】 ガラス基板2a、2bに配向膜3a、3bを密着させ配向膜面を対向配置しその間にネマティック液晶5を密封して液晶セルとする。上記一方の配向膜3aには複屈折性高分子の色素を添加し設定方向に並行な方向に異常光線軸をもつ色素を残し他は複屈折性を消失させる。もう1方の配向膜3bは一様に配向するように処理をする。上記セルに直線偏光のレーザ光を入射させると部分的に所定の領域で直線偏光が回転し、任意方向の直線偏光をもつビームレットが得られる。
請求項(抜粋):
配向膜を設けた基板を対向配置し、その基板間に液晶分子を密封して液晶セルとし、配向膜の一方に複屈折性高分子を添加して1つのセル内の複数領域で複屈折軸に沿って液晶分子を配列し螺旋配列を形成して成る液晶偏光制御素子。

前のページに戻る