特許
J-GLOBAL ID:200903046203228509

細胞の形質転換方法及び形質導入方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 重信 和男 ,  清水 英雄 ,  高木 祐一 ,  中野 佳直
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-145340
公開番号(公開出願番号):特開2008-206397
出願日: 2005年05月18日
公開日(公表日): 2008年09月11日
要約:
【課題】 デバイス上における大腸菌や酵母の形質転換方法や哺乳動物細胞の形質導入方法を提供し、遺伝子発現の時間的変化の評価、各遺伝子に由来する表現型の解析、そして遺伝子産物の細胞内局在など、DNAマイクロアレイでは困難あるいは不可能であった情報に関して細胞レベルで網羅的に解析すること。【解決手段】 予め固相基板上に固定化した複数種類のDNAベクターを、微小流路を用いて流路の物理的障壁で隔絶された各々のマイクロウェル内にて細胞(微生物や哺乳動物細胞を含む。以下同じ)内部に効率的に取り込ませ、流路の物理的障壁により異なるDNAベクターを取り込んだ細胞同士が混在することを防ぎ、引続き同一固相基板を選択培地に接触させながら選択培養し、各々のマイクロウェル内にて目的遺伝子発現誘導を促し、各々のマイクロウェル内にて細胞の形質転換または形質導入を行い、発現したレポータータンパク質の活性を検出する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
あらかじめ固相基板上のマイクロウェルアレイに複数種類のDNAベクターを固定化しておき、微小流路を用いて微生物細胞-コラーゲン懸濁液または哺乳動物細胞-コラーゲン懸濁液を基板上のマイクロウェルに導入し、微小流路の物理的障壁で隔絶された各々のマイクロウェル内にてDNAベクターを細胞(微生物や哺乳動物細胞を含む。以下同じ)内部に効率的に取り込ませ、固相基板上の微小流路の物理的障壁により異なるDNAベクターを取り込んだ細胞同士が各々のマイクロウェル内で混在することを防ぎ、引続き同一固相基板および固相基板上のマイクロウェルを選択培地に接触させながら細胞を選択培養することにより、各々のマイクロウェル内にて目的遺伝子発現誘導を促し、各々のマイクロウェル内にて細胞の形質転換(トランスフォーメーション)方法または形質導入(トランスフェクションまたはインフェクション)を行うことを特徴とする細胞の形質転換方法及び形質導入方法。
IPC (2件):
C12N 15/09 ,  C12N 1/00
FI (2件):
C12N15/00 A ,  C12N1/00 U
Fターム (16件):
4B024AA19 ,  4B024AA20 ,  4B024CA01 ,  4B024CA04 ,  4B024DA02 ,  4B024DA05 ,  4B024DA11 ,  4B024EA02 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B065AA01X ,  4B065AA57X ,  4B065AA90X ,  4B065AB01 ,  4B065BA01 ,  4B065CA60
引用特許:
出願人引用 (2件)

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