特許
J-GLOBAL ID:200903047598406571

データ処理装置、データ処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人原謙三国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-050561
公開番号(公開出願番号):特開2008-217154
出願日: 2007年02月28日
公開日(公表日): 2008年09月18日
要約:
【課題】複数の機械語命令を高速に同時実行するデータ処理装置において、従来よりも動作周波数を向上させ、また、消費電力を抑える。【解決手段】データ処理装置は、複数のソースレジスタ番号とデスティネーションレジスタ番号との組を、該ソースレジスタ番号および該デスティネーションレジスタ番号を指定する機械語命令の実行順序に応じた所定の格納位置に格納するVLIW命令キュー140と、VLIW命令キュー140に格納されている、実行順序が最も早い機械語命令に含まれるソースレジスタの値と、該機械語命令に含まれるデスティネーションレジスタ番号とを取り出して格納する入力待ちレジスタ170とを備える。これにより、実行順序が最も早い機械語命令のみを発行することができ、データ処理装置全体の動作周波数を向上させることができる。また、レジスタ番号のみを格納するので、記憶領域のサイズを抑えることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
所定の演算に使用する値を格納するソースレジスタの番号を指定するソースオペランドフィールドと、該演算の結果を格納するデスティネーションレジスタの番号を指定するデスティネーションオペランドフィールドとを含む機械語命令を複数同時に解釈実行するデータ処理装置であって、 複数の上記機械語命令に含まれる、ソースオペランドフィールドより指定されるソースレジスタ番号とデスティネーションオペランドフィールドにより指定されるデスティネーションレジスタ番号との組を格納する第1の命令格納手段と、 第1の命令格納手段から取得した複数のソースレジスタ番号とデスティネーションレジスタ番号との組を、該ソースレジスタ番号を指定するソースオペランドフィールドおよび該デスティネーションレジスタ番号を指定するデスティネーションオペランドフィールドを含む機械語命令の実行順序に応じた所定の格納位置に格納し、上記ソースレジスタ番号とデスティネーションレジスタ番号との組を格納しない格納位置には空き情報を格納する第2の命令格納手段と、 第2の命令格納手段に格納されている、実行順序が最も早い機械語命令に含まれるソースオペランドフィールドにより指定されるソースレジスタの値と、該機械語命令に含まれるデスティネーションオペランドフィールドにより指定されるデスティネーションレジスタ番号とを格納する第3の命令格納手段と、 第3の命令格納手段から取得したソースレジスタの値を基に所定演算を行い、該演算結果を第3の命令格納手段から取得したデスティネーションレジスタ番号で指定されるレジスタに格納する、複数の命令演算手段とを備え、 第1の命令格納手段から取得したソースレジスタ番号が、第2の命令格納手段に格納済みのデスティネーションレジスタ番号に依存するとき、第2の命令格納手段が、上記ソースレジスタ番号を指定するソースオペランドフィールドを含む機械語命令の実行順序を、上記デスティネーションレジスタ番号を指定するデスティネーションオペランドフィールドを含む機械語命令の実行順序より遅い順序に決定し、上記決定した実行順序に応じた格納位置であって、上記空き情報が格納されている格納位置に、上記ソースオペランドフィールドにより指定されるソースレジスタ番号と、上記ソースオペランドフィールドを含む機械語命令に含まれるデスティネーションオペランドフィールドにより指定されるデスティネーションレジスタ番号との組を格納することを特徴とするデータ処理装置。
IPC (1件):
G06F 9/38
FI (3件):
G06F9/38 310F ,  G06F9/38 350A ,  G06F9/38 370B
Fターム (6件):
5B013AA05 ,  5B013AA12 ,  5B013CC05 ,  5B013CC10 ,  5B013DD02 ,  5B013DD04
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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引用文献:
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