特許
J-GLOBAL ID:200903052057559972

モデル予測制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-243523
公開番号(公開出願番号):特開平6-095707
出願日: 1992年09月11日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】 本発明は非線形特性を有する制御対象に対し適用できるモデル予測制御装置を提供する。【構成】 対象の非線形モデルから導出される非線形の評価関数、制約条件に対し、逐次2次計画法を用いて制約を満たし、評価関数を最小化する最適操作量を求める。また、同様に、非線形モデルを操作量に関して逐次線形化しながら従来のモデル予測制御アルゴリズムを適用する。【効果】 非線形特性の強い制御対象において、良好な制御ができる。制御対象のモデルが解析的な式で与えられていなくても、シミュレーションにより予測応答が得られれば制御演算を実行できる。
請求項(抜粋):
少なくとも一つ以上の操作量と制御量を持つ制御対象に対し、その動特性モデルに基づき制御量未来値を予測し、評価関数を最小化するような最適操作量を制御量予測値と未来目標値から算出するモデル予測制御装置において、制御対象の動特性モデルとして非線形モデルを同定する非線形モデル同定手段と、前記非線形モデルを用いて所定時点から現在までの少なくとも制御量及び操作量から未来の制御量を予測する手段と、未来目標値を設定する未来目標値設定手段と、少なくとも制御量予測値及び未来目標値の差と操作量とに関する評価関数を設定する評価関数設定手段と、少なくとも前記制御量及び操作量に基づいて前記評価関数を最小化するような現在から未来に渡る一連の最適操作量を一定の周期毎に非線形計画手法により求め、そのうちの現在の操作量を前記制御対象へ出力する最適操作量算出手段と、を備えることを特徴とするモデル予測制御装置。
IPC (2件):
G05B 13/04 ,  G05B 13/02

前のページに戻る