特許
J-GLOBAL ID:200903060299838003

酸化チタン含有電極

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 雨宮 正季
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-248124
公開番号(公開出願番号):特開2000-074869
出願日: 1998年09月02日
公開日(公表日): 2000年03月14日
要約:
【要約】【課題】 電極表面の汚損が紫外線照射装置による照射をかならずしも必要とせずに長期にわたり高効率で防止でき、複数の物質が溶解している試料においてもある程度分離して定量ができ、長期間安定して再現性の高い測定を可能とする電流検出型電気化学測定用の電極を提供する。【解決手段】 電気化学反応を利用する検出器の作用電極において、電極材料に光触媒反応活性のあるアナターゼ型酸化チタンを含有していることを特徴とする。【効果】 当該電極には結晶構造がアナタール型の酸化チタン粉末が混合されており、電気化学反応のため、あるいは親和性などのために電極表面に付着した物質を当該酸化チタンの光触媒反応により酸化分解し、除去することにより電極表面を常に清浄に保つことができる。この結果、電極の応答は長期にわたり再現性よく安定する。
請求項(抜粋):
電気化学反応を利用する検出器の作用電極において、全部あるいは少なくとも一部は結晶型がアナターゼ型である酸化チタンを含有していることを特徴とする酸化チタン含有電極。

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