特許
J-GLOBAL ID:200903061139962219

ガス吸着プロセスの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-120142
公開番号(公開出願番号):特開平8-309140
出願日: 1995年05月18日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 ガス発生源の運転条件や外部環境が変化した場合でも良好な制御を行うことを可能にする。【構成】 容器をn個の領域に分割し、それぞれの領域における吸着剤に対するガスの特定成分の吸着度を状態変数として定義したモデルに対して、容器の出入口におけるガスの特定成分の濃度および吸着剤の注入量、排出量の観測値から前記状態変数を推定する状態観測手段2と、推定された状態変数に基づいて、ガス吸着プロセスの制御量となるガス吸着プロセスの未来の吸着効率、容器出口におけるガスの特定成分の予測値、および容器内の前記吸着剤の蓄積量の予測値を演算する制御量予測演算手段5と、制御量の予測値に基づいて、ガス吸着プロセスの制御量の未来目標値および操作量の未来値が予め設定された制約条件を満たすとともに予め設定された評価関数を最適にする操作量を演算する操作量最適化演算手段6と、を備えていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
吸着剤を容器内へ注入および排出する機構をそれぞれ有し、前記吸着剤が注入された前記容器内にガスを通過させることにより前記ガスの特定成分を前記吸着剤に吸着させるガス吸着プロセスにおいて、前記容器をn個の領域に分割し、それぞれの領域における吸着剤に対する前記ガスの特定成分の吸着度を状態変数として定義したモデルに対して、前記容器の出入口における前記ガスの特定成分の濃度および前記吸着剤の注入量、排出量の観測値から前記状態変数を推定する状態観測手段と、前記推定された状態変数に基づいて、前記ガス吸着プロセスの制御量となる前記ガス吸着プロセスの未来の吸着効率、前記容器出口における前記ガスの特定成分の予測値、および前記容器内の前記吸着剤の蓄積量の予測値を演算する制御量予測演算手段と、前記制御量の予測値に基づいて、前記ガス吸着プロセスの制御量の未来値および前記操作量の未来値が予め設定された制約条件を満たすとともに予め設定された評価関数を最適にする前記操作量を演算する操作量最適化演算手段と、を備えていることを特徴とするガス吸着プロセスの制御装置。
IPC (4件):
B01D 53/08 ,  G05B 11/32 ,  G05B 13/04 ,  G05D 27/02
FI (4件):
B01D 53/08 ,  G05B 11/32 F ,  G05B 13/04 ,  G05D 27/02

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