特許
J-GLOBAL ID:200903066478328598

FATファイルシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西山 恵三 ,  内尾 裕一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-317906
公開番号(公開出願番号):特開2006-127377
出願日: 2004年11月01日
公開日(公表日): 2006年05月18日
要約:
【課題】 FATファイルシステムにおいて、ディスクの読み書き速度を向上させるバッファキャッシュの操作方法を提供する。【解決手段】 ファイルディスクリプタの管理、およびファイルポインタの操作などを行なうファイル操作手段と、各ファイルのディレクトリエントリ情報の解析や、その構成の編集操作を行うディレクトリエントリ操作手段と、ファイル上の指定する位置のデータが記されたクラスタ番地を取得したり、或はファイルのクラスタチェインを正しく形成してディスクに書き込む処理などを行うFAT操作手段と、セクタサイズで区切られた複数のバッファキャッシュを管理して、指定されたセクタのデータを含むバッファキャッシュを返したり、または未使用なバッファキャッシュを選択して、そのバッファキャッシュへのデータの読み込み、または書き込みを行うバッファキャッシュ操作手段とを有する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ファイルアロケーションテーブルを使用してファイルの管理を行うFATファイルシステムにおいて、ファイル操作の対象となるデータディスクのセクタサイズやセクタ/クラスタサイズを取得するディスク操作手段と、ユーザープログラムからの要求を受け付け、ファイルディスクリプタを管理してファイル名などで指定されたファイルをオープン、またはクローズする処理や、新規ファイルの作成、或はファイル空間上のどの位置からデータを読み出し、または書き込み操作を行うかを示すファイルポインタの操作などを行なうファイル操作手段と、ユーザープログラムからの指示により、ディスク上に保存されている各ファイル、またはディレクトリのディレクトリエントリ情報を読み出し、さらにこれを解析して、ユーザープログラムから指示されたファイルやディレクトリの存在を検索したり、またファイルの先頭にあたるデータの含まれるディスク上のクラスタ番地を取得したり、またファイルのサイズを取得したり、或はファイルやディレクトリへの操作によって更新された最新のディレクトリエントリ情報をディスクに書き込むといったディレクトリエントリ構成の編集操作、およびファイルやディレクトリの各種属性の編集操作を行うディレクトリエントリ操作手段と、読み書きの対象となるファイル上のデータの位置、およびFAT領域から読み出されるFAT情報から、目的とするデータの存在するディスク上のクラスタ番地を取得したり、或はファイルデータのクラスタチェインを正しく形成してディスクに書き込む処理などを行うFAT操作手段とセクタサイズで区切られた複数のバッファキャッシュを、参照数、セクタ番号、過去のアクセス履歴、およびデータ種別をもって管理し、前記ディスク操作手段、ファイル操作手段、ディレクトリエントリ操作手段、FAT操作手段からの指示により指定されたセクタのデータを含むバッファキャッシュを返したり、または未使用なバッファキャッシュを選択したり、或はディスクからバッファキャッシュへとデータを読み出したり、バッファキャッシュへのデータの書き込みを行うバッファキャッシュ操作手段とを有することを特徴とするFATファイルシステム。
IPC (2件):
G06F 12/00 ,  G06F 3/06
FI (2件):
G06F12/00 514K ,  G06F3/06 301S
Fターム (4件):
5B065BA01 ,  5B065CE11 ,  5B065CH02 ,  5B082FA12
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 情報記録再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-180255   出願人:株式会社リコー

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