特許
J-GLOBAL ID:200903076387784537

血液分析装置ならびに血液分析方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-318711
公開番号(公開出願番号):特開2003-083926
出願日: 2001年09月10日
公開日(公表日): 2003年03月19日
要約:
【要約】【課題】現在、小型で携帯可能な自動血液分析装置が血液の分析に用いられているが、病人だけでなく健常者が日々の健康管理を目的として頻繁に血液分析を行なうためには、血液分析に要する血液採取量をより微少量とし、検査における苦痛や不便さを低減した血液分析装置が必要である。そのためには、微少量採取した血液によっても、確実に血液の分析が行なわれなくてはならず、微少量血液に対応した小型で感度のよいセンサが必要である。また、このような小型のセンサで安定して血液中の成分を測定するためには、このセンサに適した校正方法が必要である。【解決手段】絶縁材基板上に電極を表面に形成し、この電極を含む絶縁材基板表面の一部あるいは全部をメチル基を有する高分子膜で被覆し、さらにその上にイオン感応性を有する有機分子あるいは酵素を含む高分子膜を形成したものを血液分析のためのセンサとする。また、本センサを校正するための校正液を血液分析装置の外部から供給し、校正液のO2、CO2の濃度を体内の正常値濃度に調整する。
請求項(抜粋):
一つあるいは複数の基板内に、生体内より血液を採取する採取手段と、少なくとも採取した当該血液をろ過し血漿を得るろ過手段あるいは当該血液から血清を分離する分離手段の内いずれかの手段と、当該血液中の物質を分析する分析手段と、当該採取手段、当該ろ過手段、当該分離手段、当該分析手段を接続する流路手段と、当該採取手段、当該ろ過手段、当該分離手段、当該分析手段、当該流路手段内に存在する当該血液の成分を移動させる移動手段と、当該分析手段からの情報を外部に取出すための出力手段と、当該採取手段、ろ過手段、分離手段、分析手段、移動手段、出力手段の少なくとも一つの手段の動作を制御するための制御手段と、当該血液の成分を当該基板内に保持しておくための保持手段を備え、かつ当該基板が複数である場合には当該基板が一体化された構造を有することを特徴とする血液分析装置において、当該分析手段が、絶縁材基板上の電極にメチル基を有する有機分子膜を介してイオン感応性を有する有機分子あるいは酵素を含む高分子膜を形成したものであることを特徴とする血液分析装置。
IPC (6件):
G01N 27/26 381 ,  G01N 27/28 321 ,  G01N 27/327 ,  G01N 27/333 ,  G01N 33/48 ,  G01N 33/483
FI (7件):
G01N 27/26 381 A ,  G01N 27/28 321 Z ,  G01N 33/48 H ,  G01N 33/483 F ,  G01N 27/30 331 E ,  G01N 27/30 353 A ,  G01N 27/30 353 J
Fターム (7件):
2G045AA01 ,  2G045BA08 ,  2G045CA25 ,  2G045DB30 ,  2G045FB05 ,  2G045JA02 ,  2G045JA07

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