位置決め可能な駆動機構とそれを有するチップ

発明者： , ,
出願人/特許権者：
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-109287
公開番号（公開出願番号）：特開2002-257838
出願日： 2001年03月02日
公開日（公表日）： 2002年09月11日
要約：

【要約】【課題】微細な流路や、反応、分折装量を一つのチップ上に組み込んだ集積化学チップで、流動性の試薬を、精密に位置決めしながら、流路内を搬送させることができ、流路と同じチップ上に集積化できる簡単な駆動機構はなく、チップの高度化の障害になっていた。【解決手段】移動する界面を表面張力でトラップできるような障害を複数配置した流路に、力が制御できるようなポンプを組み合わせて同じチップ上に形成し、トラップ力を超えるパルス的な力でトラップをはずし、ステップ的な位量決めが可能な駆動装置を考案した。

請求項（抜粋）：

チップ内部に流路を形成し、その流路内の物質を位置決めしながら搬送するための駆動装置で、位置決めのために、流路内に一定の或いは設計した間隔で、流路と形状あるいは表面の性質が違う障害物を複数配置し、そこを流れる物質の界面が、表面張力によって障害物にトラップされ、そのトラップ力を超えるパルス的な力でトラップをはずし、次ぎの障害物まで移動して再びそこにトラップされることにより、ステップ的な位置決めを特徴とする位置決め機構。

IPC (4件)：

G01N 37/00 101 , G01N 37/00 , G01N 33/53 , G01N 33/566

FI (4件)：

G01N 37/00 101 , G01N 37/00 , G01N 33/53 M , G01N 33/566

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