特許
J-GLOBAL ID:200903080854178910

希土類錯体を用いた光機能材料及び発光装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-350723
公開番号(公開出願番号):特開2003-147346
出願日: 2001年11月15日
公開日(公表日): 2003年05月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 半導体発光装置とそれを覆う透明の波長変換メディアとの組み合わせにより、演色性の高い白色発光装置、及び任意色の発光装置を作製する。【解決手段】 例えば下式(I)の構造を有し、中心イオンMがEuである第1錯体と、同様の構造式を有し中心イオンMがTbである第2錯体とを一緒に透明プラスチック等の固体担体に混入させ、それらEu及びTbの励起帯である青色光を発する半導体発光装置と組み合わせる。(式中、n1は2又は3、n2は2、3又は4、Rf1及びRf2は水素原子を含まないC1〜C22の脂肪族など。X1及びX2は酸素を除くVIA族原子など、n3及びn4は0又は1、YはNなどを示す。)
請求項(抜粋):
一般式(I)〜(VII)のいずれかの構造式を有し中心イオンMがEuである第1錯体と、同様に一般式(I)〜(VII)のいずれかの構造式を有し中心イオンMがTbである第2錯体とを一緒に含む透明固体担体から成る光機能材料。一般式(I)【化1】(この式において、n1は2又は3を示す。n2は2、3又は4を示す。Rf1及びRf2は、同一又は異なる、水素原子を含まないC1〜C22の脂肪族基、水素原子を含まない芳香族基又は水素原子を含まないヘテロ環基を示す。X1及びX2は、同一又は異なるIVA族原子、窒素を除くVA族原子、酸素を除くVIA族原子のいずれかを示す。n3及びn4は、0又は1を示す。Yは、C-Z'(Z'は重水素、ハロゲン原子又は水素原子を含まないC1〜C22の脂肪族基を示す)、N、P、As、Sb又はBiを示す。但し、X1が炭素原子のときn3は0であり、X2が炭素原子のときn4は0であり、X1とX2とが同時に炭素原子の場合、Rf1、Rf2の少なくとも一方は水素原子を含まない芳香族基である。)一般式(II)【化2】(この式において、n1及びn2は前記の通りである。Rf3は、水素原子を含まないC1〜C22の脂肪族基、水素原子を含まない芳香族基又は水素原子を含まないヘテロ環基を示す。X3は、炭素を除くIVA族原子、窒素を除くVA族原子、酸素を除くVIA族原子のいずれかを示す。n5は0又は1を示す。)一般式(III)【化3】(この式において、Rf1、Rf2、n1及びn2は前記の通りである。)一般式(IV)【化4】(この式において、Rf1、Rf2、n1及びn2は前記の通りである。)一般式(V)【化5】(この式において、Rf1、Rf2、n1、n2及びZ'は前記の通りである。)一般式(VI)【化6】(この式において、n1及びn2は前記の通りである。Z''は水素原子又はZ'(Z'は前記の通り)を示す。Rf4及びRf5は、同一又は異なる、水素原子を含まないC1〜C22の脂肪族基、水素原子を含まない芳香族基又は水素原子を含まないヘテロ環基を示す。)一般式(VII)【化7】(この式において、n1は2または3を示す。n2は1または2を示す。n3は1、2、3または4を示す。Xは同一または異なる、水素原子、重水素原子、ハロゲン原子、C1〜C20の基、水酸基、ニトロ基、アミノ基、スルホニル基、シアノ基、シリル基、ホスホン酸基、ジアゾ基、メルカプト基を示す。Yは同一または異なる、C1〜C20の基、水酸基、ニトロ基、アミノ基、スルホニル基シアノ基、シリル基、ホスホン酸基、ジアゾ基、メルカプト基を示す。Zは水素原子または重水素原子を示す。)
IPC (4件):
C09K 11/06 660 ,  H01L 33/00 ,  H01S 5/00 ,  H01S 5/323 610
FI (5件):
C09K 11/06 660 ,  H01L 33/00 C ,  H01L 33/00 L ,  H01S 5/00 ,  H01S 5/323 610
Fターム (10件):
5F041AA10 ,  5F041AA42 ,  5F041CA34 ,  5F041CA40 ,  5F041CB36 ,  5F041EE25 ,  5F041FF11 ,  5F073BA09 ,  5F073CA07 ,  5F073HA10
引用特許:
審査官引用 (9件)
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