特許
J-GLOBAL ID:200903085158404894

データ処理装置、データ処理プログラム、およびデータ処理プログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 原 謙三 ,  木島 隆一 ,  金子 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-324348
公開番号(公開出願番号):特開2006-134186
出願日: 2004年11月08日
公開日(公表日): 2006年05月25日
要約:
【課題】 主記憶手段から命令列および/または値を読み出し、演算処理を行った結果を主記憶手段に書き込む処理を行うデータ処理装置において、予測の的中率を向上させることによって、より効果的な命令区間の事前実行を実現するデータ処理装置を提供する。【解決手段】 RBに、入力に用いられたレジスタの各アドレスに対して設けられる定数フラグ(Const-FLAG)、ならびに、入力要素のアドレスに対して設けられる変更フラグ(C-FLAG)および履歴マスク(P-Mask)を記憶する領域が設けられている。履歴マスクは、該アドレスのロード命令実行時に、該アドレスを生成したレジスタアドレスに上記定数フラグがセットされている場合にセットされる。予測処理部は、RBに記憶されている入力要素のアドレスのうち、上記変更フラグがセットされ、かつ、履歴フラグがセットされているアドレスに関して、入力要素の変化の予測を行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
主記憶手段から命令区間を読み出し、演算処理を行った結果を主記憶手段に書き込む処理を行うデータ処理装置において、 上記主記憶手段から読み出した命令区間に基づく演算を行う第1の演算手段と、上記第1の演算手段による上記主記憶手段に対する読み出しおよび書き込み時に用いられるレジスタと、複数の命令区間の実行結果としての入力パターンおよび出力パターンを記憶する入出力記憶手段とを備え、 上記第1の演算手段が、命令区間を実行する際に、該命令区間の入力パターンと、上記入出力記憶手段に記憶されている入力パターンとが一致した場合、該入力パターンと対応して上記入出力記憶手段に記憶されている出力パターンをレジスタおよび/または主記憶手段に出力する再利用処理を行うとともに、 上記第1の演算手段による命令区間の実行結果を、上記入出力記憶手段に記憶する際に、入力パターンに含まれる入力要素のうち、予測を行うべき入力要素と予測を行う必要のない入力要素とを区別し、この区別情報を上記入出力記憶手段に登録する区別処理手段と、 上記区別情報に基づいて、上記入出力記憶手段に記憶されている入力要素のうち、予測を行うべき入力要素の値の変化の予測を行う予測処理手段と、 上記予測処理手段によって予測された入力要素に基づいて、該当する命令区間を事前実行する第2の演算手段とをさらに備え、 上記第2の演算手段による命令区間の事前実行結果が上記入出力記憶手段に記憶されることを特徴とするデータ処理装置。
IPC (2件):
G06F 9/38 ,  G06F 9/30
FI (2件):
G06F9/38 310X ,  G06F9/30 310Z
Fターム (2件):
5B013AA20 ,  5B033BE00
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
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