特許
J-GLOBAL ID:200903092220360595

柱梁接続構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 宮川 清 ,  松村 博之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-306737
公開番号(公開出願番号):特開2006-118194
出願日: 2004年10月21日
公開日(公表日): 2006年05月11日
要約:
【課題】 簡単な構造で曲げモーメントを確実に伝達することが可能な木製の柱と梁との接続構造を提供する。【解決手段】 ラーメン架構体を形成する木製梁2と木製柱3との接続構造において、柱3の下端における端面の長辺方向の両端部に切り欠き3bを設け、この切り欠きから柱の軸線方向に2本のスクリュー部材11をねじ込む。一方、梁2の対応する位置にも鉛直方向に2本のスクリュー部材12がねじ込む。切り欠き内にはそれぞれ接合金具31を介挿し、柱にねじ込まれたスクリュー部材11と梁にねじ込まれたスクリュー部材12との双方にボルトで結合する。接合金具は、側部に開口を有するもので、開口の背面側は鉛直方向の円筒曲面とする。これにより、ボルトを中心に切り欠き内で回動が可能となり、ボルトの締め付け時に開口を作業が容易な方向に向けることができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
横方向に架設される木製の梁と、この梁の上面または下面に端面を当接して接合される木製の柱との接続構造であって、 前記柱の端部には、複数の切り欠き部が設けられ、 該切り欠き内から該柱の軸線方向にスクリュー部材がねじ込まれており、 前記梁には、前記柱にねじ込まれたスクリュー部材と対向する位置で鉛直方向にスクリュー部材がねじ込まれ、 前記柱にねじ込まれたスクリュー部材及び梁にねじ込まれたスクリュー部材の端面から軸線方向に設けられたねじ孔にボルトが螺合され、 前記切り欠き内に配置された接合金具が、前記ボルトによって柱にねじ込まれたスクリュー部材と梁にねじ込まれたスクリュー部材との双方に結合され、該接合金具を介して双方のスクリュー部材が連結されており、 前記接合金具は、互いに対向して前記柱にねじ込まれたスクリュー部材と梁にねじ込まれたスクリュー部材とのそれぞれに当接される二つの水平板部と、これらの水平板部の縁部を互いに結合する側板部とを備え、 該接合金具の、一方の側部が開放され、開放された部分の反対側は、鉛直方向に平面形状が均等な凸状の曲面となっていることを特徴とする柱梁接続構造。
IPC (2件):
E04B 1/26 ,  E04B 1/58
FI (2件):
E04B1/26 G ,  E04B1/58 507L
Fターム (27件):
2E125AA03 ,  2E125AA13 ,  2E125AB12 ,  2E125AC23 ,  2E125AG03 ,  2E125AG04 ,  2E125AG12 ,  2E125AG13 ,  2E125AG14 ,  2E125BB08 ,  2E125BB09 ,  2E125BB22 ,  2E125BB25 ,  2E125BB30 ,  2E125BB36 ,  2E125BC06 ,  2E125BD01 ,  2E125BE04 ,  2E125BE07 ,  2E125BE08 ,  2E125BF04 ,  2E125CA03 ,  2E125CA13 ,  2E125CA14 ,  2E125EA12 ,  2E125EA17 ,  2E125EA33
引用特許:
出願人引用 (3件)

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