志馬寛明

シメヒロアキ | Shime Hiroaki

所属機関・部署：
職名：准教授

研究分野 (1件)：免疫学

研究キーワード (6件)：制御性T細胞 , 免疫学 , がん免疫 , 細菌学 , 自然免疫 , 免疫抑制

競争的資金等の研究課題 (29件)：

2023 - 2024 紫外線によって増加する制御性T細胞の機能解析
2020 - 2023 ヒト口腔癌における制御性T細胞の新規制御メカニズムの解明と治療への応用
2022 - 2023 外部環境刺激による制御性T細胞の制御機構の解明と新たな免疫療法への応用
2019 - 2022 病巣感染が自己免疫疾患を誘因するメカニズムの解明と治療戦略
2019 - 2022 紫外線による制御性T細胞の誘導機構と新たな生理作用の解明 -有効利用をめざして-

2021 - 紫外線に対する生体応答を決定する分岐点の同定

2020 - 紫外線で誘導される制御性T細胞が創傷治癒を促進するメカニズムの解明

2019 - 紫外線による皮膚の免疫制御とその生理的意義の解明

2016 - 2018 腫瘍内ミエロイド系免疫細胞の機能転換を起点とする新たな抗がん免疫応答の解析

2018 - 紫外線照射による免疫抑制誘導機構の解明

2015 - 2016 炎症性サイトカインを誘導しないHCVワクチンアジュバントの開発 / 肝炎ウイルス特異的免疫賦活化による根治治療的ワクチンの開発に関する研究 (研究代表者小原道法)

2014 - 2016 免疫学的手法を用いたマウスモデルの改良、B型肝炎か起きるマウスモデルの作製 / 革新的な動物モデルや培養技術の開発を通じたHBV排除への創薬研究 (研究代表者茶山一彰)

2016 - 抗がん免疫の核酸アジュバントの開発研究 / アジュバント安全性評価データベースの構築研究 (研究代表者米田悦啓)

2016 - 発がんを抑制する自然免疫シグナル経路の同定

2012 - 2015 RNAアジュバントによる腫瘍浸潤免疫細胞の機能修飾

2010 - 2015 感染発がんを変調する宿主炎症応答機構

2015 - 抗がん免疫アジュバントと免疫チェックポイント阻害剤との併用による効果の高いがん治療法の開発

2011 - 2014 エフェクター選別性の樹状細胞活性化機構

2012 - 2014 RNAアジュバントによる腫瘍浸潤免疫細胞の機能修飾

2013 - ミエロイド系免疫抑制細胞の機能制御による癌退縮メカニズムの解明

2012 - RNAアジュバントによる新規抗癌作用の解明

2010 - 2011 抗癌免疫応答を惹起するアジュバントによる免疫抑制性ミエロイド細胞の機能転換

2011 - 癌で増加する免疫抑制細胞の抑制機能を解除するシグナルの探索

2009 - TLRリガンドによる抑制性ミエロイド細胞の機能転換

2007 - 2008 癌が分泌する乳酸によって免疫応答が増強されるメカニズムの解明

2004 - 2005 微生物成分に対する自然免疫応答を癌が増強するメカニズムの解析

2004 - 2005 .微生物成分に対する自然免疫応答を癌が増強するメカニズムの解析

感染発癌を変調する宿主炎症応答機構/感染・炎症が加速する発がんスパイラルとその遮断に向けた制がんベクトル変換(領域代表者畠山昌則)

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論文 (45件)：

Kiyoshi Minohara, Masaki Imai, Takuma Matoba, James Badger Wing, Hiroaki Shime, Mizuyu Odanaka, Ryuta Uraki, Daisuke Kawakita, Tatsuya Toyama, Satoru Takahashi, et al. Mature dendritic cells enriched in regulatory molecules may control regulatory T cells and the prognosis of head and neck cancer. Cancer science. 2022. 114. 4. 1256-1269
Ryuta Uraki, Stanley Perlman, Masaki Imai, Mutsumi Ito, Hiroaki Shime, Mizuyu Odanaka, Moe Okuda, Yoshihiro Kawaoka, Sayuri Yamazaki. Foxp3+ CD4+ regulatory T cells control dendritic cells in inducing antigen-specific immunity to emerging SARS-CoV-2 antigens. PLOS Pathogens. 2021. 17. 12. e1010085
Hiroaki Shime, Mizuyu Odanaka, Makoto Tsuiji, Takuma Matoba, Masaki Imai, Yoshiaki Yasumizu, Ryuta Uraki, Kiyoshi Minohara, Maiko Watanabe, Anthony John Bonito, et al. Reply to Slominski et al.: UVB irradiation induces proenkephalin+ regulatory T cells with a wound-healing function. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America. 2021. 118. 3
Hiroaki Shime, Mizuyu Odanaka, Makoto Tsuiji, Takuma Matoba, Masaki Imai, Yoshiaki Yasumizu, Ryuta Uraki, Kiyoshi Minohara, Maiko Watanabe, Anthony John Bonito, et al. Proenkephalin+ regulatory T cells expanded by ultraviolet B exposure maintain skin homeostasis with a healing function. Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America. 2020. 117. 34. 20696-20705
Kyoko Ikumi, Mizuyu Odanaka, Hiroaki Shime, Masaki Imai, Satoshi Osaga, Osamu Taguchi, Emi Nishida, Hiroaki Hemmi, Tsuneyasu Kaisho, Akimichi Morita, et al. Hyperglycemia Is Associated with Psoriatic Inflammation in Both Humans and Mice. Journal of Investigative Dermatology. 2019. 139. 6. 1329-1338.e7

MISC (10件)：

Hiromi Takaki, Hiroaki Shime, Misako Matsumoto, Tsukasa Seya. Tumor cell death by pattern-sensing of exogenous RNA: Tumor cell TLR3 directly induces necroptosis by poly(I:C) in vivo, independent of immune effector-mediated tumor shrinkage. ONCOIMMUNOLOGY. 2017. 6. 10
志馬寛明, 松本美佐子, 瀬谷司. dsRNAによるTAM,MDSCの腫瘍免疫抑制作用から活性化作用への変換 (特集抗腫瘍免疫の抑制と活性化). 臨床免疫・アレルギー科. 2014. 61. 6. 613-620
瀬谷司, 志馬寛明, 松本美佐子. 腫瘍浸潤マクロファージのRNA応答 (特集がん・免疫・代謝・発生におけるM1/M2分類を超えたマクロファージの機能). 細胞工学. 2014. 33. 12. 1242-1246
志馬寛明, 瀬谷司. Toll-like receptor(TLR)と制御性T細胞(Treg) (第1土曜特集制御性T細胞 : その基礎と臨床展開) -- (Tregの基礎研究). 医学のあゆみ. 2013. 246. 10. 871-878
志馬寛明, 松本美佐子, 押海裕之, 田中伸哉, 中根明夫, 岩倉洋一郎, 田原秀晃, 井上徳光, 瀬谷司. TLR3シグナル経路の活性化は腫瘍内ミエロイド系細胞を癌攻撃型エフェクターに転換する. 北海道醫學雜誌 = Acta medica Hokkaidonensia. 2013. 88. 2. 81-81

特許 (2件)：

免疫賦活化促進剤
免疫応答活性化サイトカイン産生促進剤及びTh17細胞分化促進剤

書籍 (12件)：

TLRアゴニストを用いた抗癌免疫アジュバント療法 /Thrombosis Medicine
先端医学社 2018
生命科学のためウィルス学-感染と宿主応答のしくみ、医療への応用 [(原著VIRUSES)
南山堂 2015
The role of innate immune signaling in regulation of tumor-associated myeloid cells. (Chapter 3) / Inflammation and immunity in cancer
Springer 2015
dsRNAによるTAM、MDSCの腫瘍免疫抑制作用から活性化作用への変換 /臨床免疫・アレルギー科
科学評論社 2014
腫瘍浸潤マクロファージのRNA応答 /細胞工学
秀潤社 2014

学歴 (3件)：

- 2002 大阪大学医学系系研究科
- 1998 北里大学大学院薬学研究科
- 1996 北里大学薬学部

学位 (1件)：

博士(医学) (大阪大学)

経歴 (9件)：

2023/04 - 現在名古屋市立大学大学院医学研究科免疫学分野准教授
2018/04 - 2023/03 名古屋市立大学大学院医学研究科免疫学分野講師
2017/04 - 2018/03 名古屋市立大学大学院医学研究科免疫学分野助教
2010/08 - 2017/03 北海道大学大学院医学研究科免疫学分野助教
2009/04 - 2010/07 北海道大学大学院医学研究科特任助教

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受賞 (3件)：

2021/12 - 日本免疫学会第50回日本免疫学会学術集会ベストプレゼンテーション賞 Proenkephalin+ regulatory T cells expanded by ultraviolet B exposure maintain skin homeostasis with a healing function.
2017/12 - 名古屋市立大学医学会平成29年度名古屋市立大学医学会研究奨励賞 TLR2シグナルはミエロイド由来抑制性細胞の癌免疫抑制作用を増強する
2012/03 - 北海道大学平成24年度北海道大学医学研究科優秀論文賞 Toll-like receptor 3 signaling converts tumor-supporting myeloid cells to tumoricidal effectors.

所属学会 (6件)：

日本補体学会 , 日本インターフェロンサイトカイン学会 , 日本分子生物学会 , 日本がん免疫学会 , 日本免疫学会 , 日本癌学会

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