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J-GLOBAL ID:200902208287138301   整理番号:09A0180089

ニホンジカの森林生態系へのインパクト-芦生研究林 芦生研究林におけるニホンジカ(Cervus nippon)の採食によるチマキザサ(Sasa palmata)群落の衰退について

Decline of Sasa palmata community by grazing of Sika deer (Cervus nippon) at Ashiu Research Forest Station
著者 (3件):
資料名:
号: 77  ページ: 13-23  発行年: 2008年12月26日 
JST資料番号: Y0254A  ISSN: 2759-3134  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2002年から2003年にかけて,京都大学芦生研究林におけるニホンジカ(Cervus nippon)の採食とササ群落の分布様式との関係を調査した。糞分析によるニホンジカの食性調査では,糞内容物に占めるササの割合は年間を通じて20~50%で,冬期が有意に高く,餌資源としてササが重要であることが示唆された。ニホンジカによる葉の被食および稈の枯死の程度は,緩傾斜,高標高,尾根部で多く,また積雪期の調査では,流路上に積雪のない渓流沿いや,積雪が少ない尾根部で食痕が観察された。さらに融雪期には融雪の早い尾根部のササ群落が集中的に採食を受けていることが考えられた。これらの結果から,ニホンジカの採食によるササ群落の衰退地の分布は,地形条件と積雪分布に大きな影響を受けていることが示唆された。
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分類 (2件):
分類
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森林生物学一般  ,  個生態学 

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