抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,構造物の保守点検,二次災害の危険性がある被災地での人命救助支援など多分野での活躍が期待されている小型羽ばたき飛翔体の開発が国内外で盛んに行われているが,未だ実用化に至っていない。その理由の一つに,鳥や昆虫の飛翔メカニズムが十分に明らかにされていないことが挙げられる。本研究では,自由飛翔および固定飛翔を行う蝶の飛翔観察実験とその画像解析により,蝶自身から見た翅のフラッピング角,リードラグ角およびフェザリング角を算出し,これらの関連性を明らかにする。(著者抄録)