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J-GLOBAL ID：200902226470853107   整理番号：08A0596429

キク栽培品種‘山陽黄金’のイオンビーム育種

Ion Beam Breeding of Chrysanthemum Cultivar ‘Sanyo-ohgon’

著者 (7件)： SHIRAO T. (Kagoshima Biotechnology Inst.) ,  UENO K. (Kagoshima Biotechnology Inst.) ,  MINAMI K. (Kagoshima Prefectural Inst. Agricultural Dev. Flower Div.) ,  TANAKA A. (Kagoshima Prefectural Inst. Agricultural Dev. Flower Div.) ,  IMAKIIRE S. (Kagoshima Prefectural Inst. Agricultural Dev. Flower Div.) ,  HASE Y. (JAEA) ,  TANAKA A. (JAEA)
資料名： 日本原子力研究開発機構JAEA-Review
ページ： 74  発行年： 2008年03月 
JST資料番号： L2149A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 「山陽黄金」は鹿児島県の主力品種であるが,作業性に乏しく花弁が小さい等の欠点がある。筆者らは白系秋輪キク「神馬」において,葉片にイオンビームをあて,無側枝性に優れた個体を選抜した。また育成した品種に再度イオンビームを照射する事により新たに低温開花の性質を持つ個体の作出に成功した。今回は「山陽黄金」について同様な手続きを用いて,無側枝性と大型花弁を目標に育種に取り組んだ。「山陽黄金1号」の葉片に1~3Gyの炭素イオンビームをあて再生個体を得た。これらから無側枝性や花容草姿に優れた個体を選んだ。初年度の試験では供試186体から45体を選んだ。選抜率は0.7%で,特に優れたものは4体であった。次年度の試験に供した45系統については無側枝性が12~14%であったのに対して,供試系統はは0~77%であった。

シソーラス用語： *キク科 ,  作業性 ,  花弁 ,  *生物学的放射線効果 ,  炭素 ,  イオンビーム ,  突然変異 ,  DNA【核酸】 ,  照射線量
準シソーラス用語： 山陽黄金

分類 (1件)： 植物での代謝と蓄積  (EK03030K)

タイトルに関連する用語 (4件)： キク ,  栽培品種 ,  イオンビーム ,  育種