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J-GLOBAL ID:200902246382124163   整理番号:09A0768561

ベナン各地由来Scutellonema bradys(ホプロライムス科)のヤムイモ(Discorea spp.)に対する病原性

Pathogenicity of Scutellonema bradys populations from different geographical areas in Benin on yam (Dioscorea spp.)
著者 (3件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 715-721  発行年: 2009年09月 
JST資料番号: H0443A  ISSN: 0261-2194  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Scutellonema bradysはベナンのヤムイモ生産に影響を与える最重要センチュウ種である。ヤムイモ3種,7品種,Kpouna,Tabane,TDr131,Moroko(Discorea rotundata),Banioure,Kokoro(D.cayenensis),Aloungan(D.alata)におけるS.bradys3分離集団,IsoSave(IS),IsoToui(IT),IsoGlaz(IG)の病原性変異を調べるため,2試験を実施した。試験は2002~03年に,国際熱帯農業研究所(IITA)Cotonou試験場ベナン実験農場で,2003~04年にベナン中央部Saveの農家圃場で,2作期連続で行った。S.bradys集団はギニア北部サバンナのSave及びToui,ギニア南部サバンナのGlazoue各地で産したヤムイモから入手した。細断した感染ヤムイモ皮片中のS.bradys幼虫及び成虫約1000匹を4週齢株に接種した。IITA及びSaveで,植付け9,10か月後に各々収穫した。各センチュウ集団の病原性には差があったが,実験及びヤムイモ品種間で変化した。2002~03年収穫時,塊茎重,塊茎生産数,塊茎の乾腐病り病度に各種S.bradys集団の影響はなかった。センチュウ数密度はIGで最も高く,Banioure品種はセンチュウ寄生に最も感受性であった。2003~04年,センチュウ接種によりAloungan,Moroko,TDr131品種の塊茎重は減少した(p≦0.05)。IT及びIS接種株の塊茎重は対照株より軽くなった。Moroko及びTDr131品種の塊茎乾腐病り病度は,Aloungan,Banioure品種より高いが,一方でTabane品種塊茎では病徴が見られなかった。塊茎の乾腐病り病度はISよりIT及びIGで高くなった(p≦0.05)。Tabane,TDr131,Aloungan品種では,S.bradys集団によりセンチュウ数密度に差が生じ,IS数密度はAloungan及びTDr131品種で最高であった。重量損失率(%)はITで最高になった。5か月間の貯蔵中,感染塊茎重は非感染対照より大きく低下した(p≦0.05)。感染塊茎の重量損失差と貯蔵期間中のセンチュウ増殖は,センチュウ集団によって異なった。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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いも類  ,  線虫による植物被害  ,  作物の品種 
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