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J-GLOBAL ID：200902254316928840   整理番号：08A0267722

耐震設計と施工 三菱電機株式会社稲沢製作所新試験塔 アスペクト比の大きいエレベーター試験塔の構造設計

著者 (3件)： 塚谷秀範 (三菱地所設計) ,  吉原正 (三菱地所設計) ,  永山憲二 (三菱地所設計)
資料名： 鉄構技術  (Steel Structural Technology)
巻： 21  号： 239  ページ： 71-79  発行年： 2008年03月15日 
JST資料番号： L0211A  ISSN： 0916-0426  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高さ173m,42層という世界一高いエレベータ試験塔の構造設計について報告した。建物の平面形17m×17mで,地上40mまでRC造,それ以上はS造とすることにより風荷重と地震荷重を等しくし,隅切りを設けて方向別の振動特性を均等化した。また,建物下部には地表で20m×20mとなる45°方向に振ったテーパー形骨組を付加することにより,建物周期を調整し,風荷重の低減にはオイルダンパの付加を行なった。耐震設計ではレベル1の地震動に対して層間変形角1/200以下,極大地震については1/100以下,かつ弾性限耐力以下であることを確認した。また,建物上部にアクティブ制震装置を設置し,強風時にもエレベータの試験に支障を生じさせないものとした。

シソーラス用語： エレベータ ,  *塔状構造物 ,  試験装置 ,  構造設計 ,  *耐震設計 ,  *耐風設計 ,  固有周期 ,  減衰特性 ,  風洞試験
準シソーラス用語： *エレベーター試験塔

分類 (2件)： その他の特殊構造物  (RA05020W) ,  建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 耐震設計 ,  施工 ,  試験 ,  エレベーター ,  構造設計