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J-GLOBAL ID:200902272441817497   整理番号:09A0316554

肺高血圧症を有する成人動脈管開存症(PDA)患者に対して国内製造マッシュルーム型閉鎖装置を使用して実施するカテーテル閉鎖術

Catheter closure of patent ductus arteriosus with pulmonary hypertension by domestic-made mushroom occluder in adults
著者 (7件):
資料名:
巻: 29  号: 16  ページ: 1497-1499  発行年: 2008年 
JST資料番号: C2218A  ISSN: 1000-2790  CODEN: DJDXEG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:肺高血圧症を有する成人動脈管開存症(PDA)患者に対して国内製造マッシュルーム型閉鎖装置を使用して実施するカテーテル閉鎖術の治療効果を評価する。方法:成人PDA98例(男性32名,女性66名)に対して国内製造マッシュルーム型閉鎖装置を用いたカテーテル閉鎖術を試行した。年齢の中央値は(37.8±12.6)歳(18~65歳),体重の平均は(54.0±8.3)kg(43.8~68.5 kg)であった。肺動脈圧,大動脈圧および酸素飽和度を測定した。PDAの最も狭い部分を大動脈造影で測定したところ平均直径(7.8±6.9)mm(4.5~18.2 mm)であった。経カテーテル永久閉鎖の達成は肺動脈圧,大動脈圧および酸素飽和度の変化により判定した。側方下行大動脈造影を実施して,処置から30分後に即時成績評価を,閉鎖術から24時間後,1カ月後,3カ月後,6カ月後,および1年後の各時点でカラーフローマッピングを用いた追跡評価を行った。結果:閉塞性肺高血圧症の4名を除く全患者において本装置の留置に成功した。機器留置に成功した94名について,処置から30分後では,収縮期肺動脈圧は(68.2±26.6)mmHgから(41.8±18.4)mmHgに低下し(P<0.05),平均肺動脈圧は(46.2±16.5)mmHgから(28.2±10.7)mmHgに低下し(P<0.05),大動脈圧は(102.2±12.7)mmHgから(108.6±14.8)mmHg(P>0.05)に変化した。機器留置から30分後の大動脈造影によって完全閉鎖が確認された患者は94名中72名(72.6%)であったが,22名(23.4%)に少量の漏出がみられた。心エコーによって完全閉鎖が証明された患者は,24時間以内では94名中90名(95.7%)であり,1カ月後の追跡観察では94名中94名(100%)であった。完全閉鎖後1~12カ月後の追跡観察においてPDAの再閉塞や装置の移動などの副作用はみられなかった。結論:肺高血圧症を有するが閉塞性肺高血圧症は発症していない成人PDA患者については,国内製造マッシュルーム型閉鎖装置を使用して行うカテーテル閉鎖術は安全かつ効果的な介入療法である。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
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医療用機器装置  ,  循環系疾患の外科療法 

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