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J-GLOBAL ID：200902277247365471   整理番号：08A0269325

多数室計算における壁体吸放湿の実用的計算法 その4 調湿建材を設置した実験家屋の室内湿度予測

著者 (4件)： 好村純一 (九大 大学院) ,  細川隆行 (九大 大学院総合理工学研究院) ,  林徹夫 (九大 大学院総合理工学研究院) ,  尾崎明仁 (京都府大 人間環境)
資料名： 日本建築学会九州支部研究報告 2 環境系  (AIJ Kyushu Chapter Architectural Research Meeting. Environment)
号： 47  ページ： 241-244  発行年： 2008年03月01日 
JST資料番号： L0036A  ISSN： 1343-8387  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年住宅では,夏季の高湿化によるカビ・ダニの発生,冬季の過乾燥などの湿害が顕在化しつつある。これらの対策として,調湿建材を用いる手法が考えられる。本報では,調湿建材を設置した実大模型家屋内の湿度変動の測定値と壁体吸放湿量算定に簡易計算法あるいは熱・水分複合移動方程式を適用した室内湿度変動モデルによる計算値との比較により,簡易計算法の実用性について検討する。実験は九州大学筑紫キャンパスF棟屋上に設置された模型家屋で,2007年12月に行った。その結果,簡易法による計算値は,詳細法による計算値および測定値と概ね一致しており,高い精度を有する事が解った。また,簡易法は計算時間間隔による大きな違いが見られず,計算時間間隔を1時間としても十分な精度が得られる事も解った。

シソーラス用語： *屋内環境 ,  *湿度 ,  依存性 ,  予測技法 ,  模型試験 ,  数値解析
準シソーラス用語： *調湿建材

分類 (3件)： 建築環境一般  (RB02010T) ,  建築物の防水,防湿  (RB01032Q) ,  用途・機能・工法面から見た建設材料  (RA06050K)

タイトルに関連する用語 (9件)： 計算 ,  壁体 ,  吸放湿 ,  計算法 ,  調湿建材 ,  実験 ,  家屋 ,  室内湿度 ,  予測