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J-GLOBAL ID:200902285513343660   整理番号:09A0823188

[MxIIM2.5-xIII(H2O)2(HPIIIO3)y(PVO4)2-yF][M=Fe,x=2.08,y=1.58;M=Co,Ni,x=2.5,y=2]化合物の穏やかな熱水合成,結晶構造,分光および磁気特性

Mild hydrothermal synthesis, crystal structure, spectroscopic and magnetic properties of the [MxIIM2.5-xIII(H2O)2(HPIIIO3)y(PVO4)2-yF] [M=Fe, x=2.08, y=1.58; M=Co, Ni, x=2.5, y=2] compounds
著者 (6件):
資料名:
巻: 182  号:ページ: 2191-2201  発行年: 2009年08月 
JST資料番号: H0505A  ISSN: 0022-4596  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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5日間での170°Cでの穏やかな熱水条件を用いて,[MxIIM2.5-xIII(H2O)2(HPIIIO3)y(PVO4)2-yF][M=Fe(1),x=2.08,y=1.58;M=Co(2),x=2.5,y=2;Ni(3),x=2.5,y=2]化合物を合成した。(1)および(2)の単結晶,および(3)の多結晶質試料が得られた。これらの同形化合物は,(1)に対してa=9.9598(2),b=18.8149(4)およびc=8.5751(2)Å,(2)に対してa=9.9142(7),b=18.570(1)およびc=8.4920(5)Å,および(3)に対してa=9.8038(2),b=18.2453(2)およびc=8.4106(1)Åで,3相中でZ=8で,斜方晶系,空間群Aba2に結晶した。X線回折研究は,結晶構造が,相(1)中での[PO4]四面体によって部分的に置換された,[MO5F]および[MO4F2](M=Fe,CoおよびNi)八面体および[HPO3]四面体によって形成された3次元骨格から成ることを示した。IRスペクトルは,水分子の振動モードおよび(HPO3)2-四面体オキソアニオンのそれを示した。熱研究は,これらの相の熱安定性の限界が(1)に対して195°Cおよび(2)および(3)に対して315°Cであることを示した。電子吸収分光法は,わずかに歪んだ八面体幾何配置でのFe(II),Co(II)よびNi(II)高スピンカチオンの特性バンドを示した。磁気測定は,(1),(2)および(3)に対してそれぞれ28,14および21Kでの3つの化合物中で強磁性転移を有する金属中心間での包括的な反強磁性相互作用の存在を示した。化合物(1)は,それぞれ0.72emu/molおよび880Oeの残留磁化および抗磁力を有するヒステリシスループを示した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
鉄族元素の錯体の結晶構造  ,  鉄の錯体  ,  コバルトとニッケルの錯体  ,  その他の無機化合物の磁性 

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