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J-GLOBAL ID：200902286082590415   整理番号：08A0878413

グリオトキシンは放射線誘導GADD45a,p38,NFκB活性化の阻害を介して放射線治療を増強する

Gliotoxin Enhances Radiotherapy Via Inhibition of Radiation-Induced GADD45a, p38, and NFκB Activation

著者 (6件)： HUR Jung-Mu (Korea Atomic Energy Res. Inst., Jeongeup, KOR) ,  YUN Hye-Jeong (Korea Atomic Energy Res. Inst., Jeongeup, KOR) ,  YANG Soo-Hyung (Korea Atomic Energy Res. Inst., Jeongeup, KOR) ,  LEE Woo-Yiel (Konyang Univ., Nonsan, KOR) ,  JOE Min-ho (Korea Atomic Energy Res. Inst., Jeongeup, KOR) ,  KIM Dongho (Korea Atomic Energy Res. Inst., Jeongeup, KOR)
資料名： Journal of Cellular Biochemistry  (Journal of Cellular Biochemistry)
巻： 104  号： 6  ページ： 2174-2184  発行年： 2008年08月15日 
JST資料番号： D0326B  ISSN： 0730-2312  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グリオトキシン処理をしたヒト肝癌細胞HepG2で⁶⁰Coγ線に対する感受性が増強する機構について調べた。γ線に曝されたHepG2の細胞生存はGadd45a-p38-NFκBの活性化によって促進され,グリオトキシンはNFκB活性化前のGadd45a発現を抑制することによって放射線治療を増強した。また,グリオトキシンはp53発現,ROS産生,Baxやカスパーゼ-3の活性化を増進させることによってγ線被爆HepG2のアポトーシスを促進することも示した。これらの結果から,グリオトキシンは腫瘍細胞の有望な放射線治療増強薬であると考えられた。

シソーラス用語： 生理活性因子 ,  *放射線療法 ,  HepG2細胞 ,  ヒト ,  細胞生理 ,  タンパク質 ,  NFκB ,  遺伝子発現 ,  p53タンパク質 ,  活性酸素 ,  Baxタンパク質 ,  カスパーゼ ,  *アポトーシス ,  γ線照射 ,  酸化窒素 ,  マイコトキシン
準シソーラス用語： Gadd45a ,  P38 ,  カスパーゼ3 ,  細胞生存

分類 (2件)： 基礎腫よう学一般  (GE02010R) ,  基礎放射線医学  (GC04012H)

物質索引 (2件)： SB-203580 ,  グリオトキシン

タイトルに関連する用語 (9件)： グリオトキシン ,  放射線 ,  誘導 ,  P38 ,  NFκB ,  活性化 ,  阻害 ,  放射線治療 ,  増強