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J-GLOBAL ID：200902299840386071   整理番号：09A0029521

環境試料および製品中のPFOS/PFOAの分析技術

著者 (1件)： 大井悦雅 (島津テクノリサーチ)
資料名： 環境浄化技術  (Environmental Solution Technology)
巻： 8  号： 1  ページ： 32-39  発行年： 2009年01月01日 
JST資料番号： L4697A  ISSN： 1347-9970  CODEN： KJGAAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 有機フッ素化合物としてのPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸),PFOA(ペルフルオロオクタン酸)は,撥水コート剤,消化剤,界面活性剤,食品梱包剤,ファーストフード用食器,難燃剤など身のまわりの様々な分野で利用されている。これらのPFOS/PFOAは,難分解性であり環境中での残留性,生物蓄積性,人や生物への影響に関して,多くの研究・報告がある。平成21年11月に製造・輸入・使用の禁止等される情勢にある。環境試料中のPFOS測定分析法については,環境省より測定分析法の報告があり,また公定法としてJIS化への動きもある。しかしながら,製品中のPFOS測定方法については,現時点では統一したものは存在していない。毒性評価や汚染実態を把握する上で,正確なデータを得るために標準化された測定分析法の早急な確立が望まれる。微量PFOS/PFOA分析におけるサンプル前処理法からLC/MS/MS測定法について正確な定量を行うための分析例およびいくつかの注意点を紹介し,国内における環境試料および製品試料の検出事例などについて紹介した。

シソーラス用語： *有機フッ素化合物 ,  *製品 ,  計測 ,  標準化 ,  *検出法 ,  汚染 ,  毒性 ,  微量分析 ,  液体クロマトグラフィー ,  タンデム質量分析 ,  前処理 ,  脂肪酸 ,  脂肪族フッ素化合物 ,  スルホン酸
準シソーラス用語： *LC-MS/MS分析

分類 (3件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  脂肪族ハロゲン化合物  (CF03050P) ,  有機化合物の物理分析  (CC03034A)

物質索引 (2件)： ペルフルオロオクタンスルホン酸 ,  ペルフルオロオクタン酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 環境試料 ,  PFOS ,  PFOA ,  分析技術