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J-GLOBAL ID:201002207557331723   整理番号:10A0815209

キナクリンによるNFκBシグナル伝達阻害は癌細胞株に対して細胞毒となり腫瘍壊死因子関連アポトーシス誘導リガンド(TRAIL)またはオキザリプラチンとの組合せで相乗効果を示す

Inhibition of NF-κB Signaling by Quinacrine Is Cytotoxic to Human Colon Carcinoma Cell Lines and Is Synergistic in Combination with Tumor Necrosis Factor-related Apoptosis-inducing Ligand (TRAIL) or Oxaliplatin
著者 (5件):
資料名:
巻: 285  号: 25  ページ: 19162-19172  発行年: 2010年06月18日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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結腸癌がアポトーシスしにくい機構を検討した。6つのヒトの結腸癌細胞株のうちの5つで,恒常的にNFκBが活性化されていた。この活性化を阻害できるキナクリンは,結腸癌でアポトーシスを誘発して,TRAILやオキザリプラチン(L-OHP)の細胞毒性を強めた。同様に,IκBα変異体(IκBαM)の過剰発現またはIKK抑制薬(BMS-345541)処理でも細胞はTRAILとL-OHPに感受性になった。キナクリン前処理を2時間すると,NFκBの転写標的であるc-FLIPとMcl-1の発現が減少し,前処理を24時間に延長すると,NFκBに依存する生存因子が減少した。c-FLIPやMcl-1をshRNAで発現低下すると,細胞をTRAILとL-OHPに感受性にした。したがって,結腸癌細胞系でNFκBが恒常的に活性化されて抗腫瘍薬耐性を誘発しているので,NFκBとその下流がこの腫瘍の治療標的になる可能性が示唆された。
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分類 (3件):
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  腫ようの実験的治療  ,  細胞生理一般 
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