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J-GLOBAL ID：201002223304070996   整理番号：10A0432643

アルミニウム押出し材製「Kizashi」リヤロアアームの開発

著者 (5件)： 四谷剛毅 (スズキ) ,  山内亮 (スズキ) ,  木下和重 (スズキ) ,  恩田健市 (スズキ) ,  板倉明仁 (スズキ)
資料名： Suzuki Technical Review  (Suzuki Technical Review)
巻： 36  ページ： 45-50  発行年： 2010年03月31日 
JST資料番号： L1364A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 「Kizashi」の燃費向上を目的として,アルミ化によるリヤロアアームの軽量化に取り組んだ。従来,アルミ製リヤロアアームの製造工法は高真空ダイカストなどの鋳造が主流であったが,投影面積が大きいため,鋳造エネルギーが大きくコストが高くなっていた。また,開断面となるため剛性を確保し難いといった問題があった。本開発では,閉断面の低コストな素材であるアルミ中空押出し材に着目し,押出し材を冷間プレスによってリヤロアアームへ成形する工法開発に取り組んだ。構造,材料,接合技術などの要素技術を確立することで,アルミダイカスト製と比べて大幅な軽量化とコストダウンを達成したアルミ押出し材製リヤロアアームを開発し,Kizashiに搭載した。(著者抄録)

シソーラス用語： セダン ,  製品開発 ,  *懸架装置 ,  アルミニウム合金 ,  軽量化 ,  押出製品 ,  構造設計 ,  開発 ,  改変
準シソーラス用語： *リヤロアアーム ,  材料開発

分類 (1件)： 懸架装置  (QG03050G)

引用文献 (5件)：

• 板倉浩二, 車体・シャシにおける軽金属鋳物の適用動向と今後の課題鋳造工学, VOL.76, No.12, 2004, p957
• 八太秀周他, Al-Mg-Si合金のべークハード性に及ぼすMgとsi添加量および自然時効の影響, 軽金属, VOL.54, No.10, 2004, p412
• 山田健太郎他, Al-Mg-Si系合金におけるクラスタ形成と二段時効挙動, 軽金属, VOL.51, No.4, 2001, p215
• 里達雄, ナノクラスタ制御によるアルミニウム合金の高強度・高延性化, 軽金風, VOL.56, No.11, 2006, p592
• 八太秀周他, Al-Mg-Si合金押出材の二段時効特性, 軽金属, VOL.56, No.11, 2006, p667

タイトルに関連する用語 (3件)： アルミニウム ,  押出し材 ,  開発