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J-GLOBAL ID:201002234227832910   整理番号:10A0107959

木材や液内培養により増殖させたCeriporiopsis subvermisporaが産生する酵素による,リノール酸の過酸化とリグニンの分解

Linoleic acid peroxidation and lignin degradation by enzymes produced by Ceriporiopsis subvermispora grown on wood or in submerged liquid cultures
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資料名:
巻: 46  号: 3-4  ページ: 262-267  発行年: 2010年03月05日 
JST資料番号: A0989B  ISSN: 0141-0229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Ceriporiopsis subvermisporaはバイオパルプ化プロセスに使用される白腐れ菌であり,本菌によるリグニン分解の初発段階はマンガンペルオキシダーゼ(MnP)によって開始される脂肪酸過酸化反応であると考えられている。本研究では,バイオパルプ化条件下で木材を生物処理する間に,C.subvermisporaが不飽和脂肪酸を過酸化することを見いだした。in vitroアッセイにおいて,リノール酸過酸化の程度は,生物処理した木材チップから回収したMnPレベルと正に相関した。粉砕木材をin vitroで,部分精製MnPとリノール酸で処理した。UV分光法とサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)により,リグニンに類似した可溶性化合物が粉砕木材から遊離することがわかった。SECデーターは,低分子リグニン画分に合致した広い溶出プロファイルを示した。MnP処理した粉砕木材をチオアシドリシスで分析したところ,グアイアシル単位とシリンギル単位から回収されるチオアシドリシスモノマーの収率は,MnP処理した粉砕木材でそれぞれ33%と20%減少した。リグニンの脱重合反応は,MnP/リノール酸処理の間に起こると推察できた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素の応用関連  ,  各種パルプの製造 
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