文献

J-GLOBAL ID：201002242845817797   整理番号：10A0042632

徹底解剖 第一原理計算 第4回:バンド計算で使われる単位と全エネルギーの相対差

著者 (1件)： 小林一昭 (物質・材料研究機構)
資料名： 金属  (Metals Sciece & Technology)
巻： 80  号： 1  ページ： 63-69  発行年： 2010年01月01日 
JST資料番号： F0157A  ISSN： 0368-6337  CODEN： KNZKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 第一原理計算の入門連載講座の第四回として,バンド計算に用いられる「単位」および全エネルギーの相対差について解説した。「単位」では,Atomic Unitsのいろいろと題して,エネルギー,長さ,圧力,時間,速さ,力,電場,磁束密度,電気双極子モーメント,電場関連,振動数,および温度についてそれぞれの数値を示した。これらの数値の中にはいくつか僅かではあるが,異なるデータが混在することを述べ注意を喚起した。この他,バンド計算における単位の問題点およびいろいろな単位にまつわる豆知識を紹介した。後段では,全エネルギーの相対差について触れ,その精度,比較可能な領域および全エネルギーが直接比較できない場合について解説を行なった。

シソーラス用語： *計算 ,  *単位 ,  *バンド ,  全エネルギー
準シソーラス用語： *第一原理計算

分類 (1件)： 電子構造一般  (BM02010K)

タイトルに関連する用語 (4件)： 解剖 ,  第一原理計算 ,  バンド計算 ,  全エネルギー