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J-GLOBAL ID:201002255311742141   整理番号:10A0053004

IFITM蛋白質はインフルエンザA H1N1ウイルス,ウエストナイルウイルス,デングウイルスに対する細胞耐性を媒介する

The IFITM Proteins Mediate Cellular Resistance to Influenza A H1N1 Virus, West Nile Virus, and Dengue Virus
著者 (18件):
資料名:
巻: 139  号:ページ: 1243-1254  発行年: 2009年12月24日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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インフルエンザウイルスは宿主細胞機構を利用して増殖し,呼吸器疾患の流行となる。一方,宿主は抗ウイルス制限因子を発現して感染に対して防御する。インフルエンザA H1N1ウイルス感染の宿主細胞修飾因子を見つけるため,著者らは機能的ゲノムスクリーンを使って120を超えるインフルエンザAウイルス依存性因子を同定した。同因子はエンドソーム酸性化,小胞輸送,ミトコンドリア代謝,RNAスプライシングにおいて役割を果たす。著者らは,インターフェロン誘発膜貫通蛋白質IFITM1,2,3がインフルエンザAウイルス複製の初期段階を制限することを発見した。IFITM蛋白質はインフルエンザAウイルスに対する基礎抵抗性を与えるが,インターフェロンI型およびII型による誘発性でもあり,インターフェロンのウイルス増殖抑止機能にとって重要である。さらに特徴付けを行なったところ,IFITM蛋白質はデングウイルスおよびウエストナイルウイルスを含むフラビウイルスの早期複製を抑制することが明らかになった。この研究をまとめると,3つ以上の主なヒト病原体に対する細胞自然免疫を媒介する抗ウイルス制限因子のファミリーが同定される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生体防御と免疫系一般  ,  生物学的機能 
物質索引 (1件):
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