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J-GLOBAL ID:201002293650380193   整理番号:10A0579648

コオロギ麻痺ウイルスは,ショウジョウバエのArgonaute2に対抗し,抗ウイルス防御を変調する

Cricket paralysis virus antagonizes Argonaute 2 to modulate antiviral defense in Drosophila
著者 (10件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 547-554  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: W0637A  ISSN: 1545-9993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Drosophila melanogaster Cウイルス(DCV)感染の宿主致死効果は低いのに対して,密接に関連するコオロギ麻痺(cricket paralysis)ウイルス(CrPV)感染は宿主に致命的である理由の解明を企図して,CrPVがショウジョウバエの免疫系を妨害する機構を調べた。DCVとCrPVは,互いに異なる戦略により,宿主RNA干渉(RNAi)防衛マシーンを変調しており,DCV RNA干渉サプレッサーが長二本鎖RNAに結合し,エンドヌクレアーゼDicer2によるプロセッシングを防止しているのに対して,CrPVサプレッサーはエンドヌクレアーゼArgonaute2(Ago2)に結合して,miRNA-Ago1-仲介サイレンシングに影響を及ぼすことなくAgo2活性を阻害することが分かった。DCVまたはCrPVのRNA干渉サプレッサーを発現する遺伝子組換えシンドビスウイルスを用いる実験から,RNA干渉サプレッサーは昆虫中で毒性因子として機能すると結論した。
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分類 (1件):
分類
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微生物感染の生理と病原性 

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