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J-GLOBAL ID:201102200828216081   整理番号:11A1898577

励起状態分子内プロトン移動(ESIPT)のエネルギー論の微調整: 単一ESIPTシステムでの白色光発生

Fine Tuning the Energetics of Excited-State Intramolecular Proton Transfer (ESIPT): White Light Generation in A Single ESIPT System
著者 (9件):
資料名:
巻: 133  号: 44  ページ: 17738-17745  発行年: 2011年11月09日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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励起状態分子内プロトン移動(ESIPT)を示す7-ヒドロキシ-1-インダノンをプロトタイプ(I)として使用して,それのC(2)-C(3)位置を縮合ベンゼン(分子II)およびナフタレン環(分子III)で化学修飾した分子を調製した。Iは超高速速度のESIPTを受け,ユニークな互変異性体発光(λmax~530nm)をおこしたが,IIとIIIでは,二重発光と関連する緩和力学で裏付けられるように,励起状態平衡が確立された。IIとIIIの前方ESIPT(プロトン-移動互変異性体種で一般的)速度は,それぞれ,(30ps)-1と(22ps)-1と推定されたが,後方ESIPT速度は(11ps)-1と(48ps)-1であった。かくして,IIとIIIのESIPT平衡定数は,それぞれ,0.37と2.2と計算され,そして,通常および互変異性体種間の対応する自由エネルギー変化は0.59と-0.47kcal/molであった。IIIについては,固体の通常および互変異性体発光は,それぞれ,435と580nmで最大になり,そして,Commission Internationale de l’Eclairage (CIE) (0.30, 0.27)で白い発光を成し遂げる。20V(885mA cm-2)で665cdの最大輝度と(0.26,0.35)のCIE座標を持つIIIをベースにした有機発光ダイオードを首尾良く製作した。結果は,白色発光が一つのESIPTシステムで達成できるとする概念の証明を提供するものであった
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分類 (3件):
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四環以上の炭素縮合多環化合物  ,  発光素子  ,  有機化合物のルミネセンス 
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