抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,工業分野で利用されている金属の微粉末を製造するアトマイズノズルについて,その出口部の環状ノズルの先端形状が環状超音速噴流の流れ場に及ぼす影響を明確にすることを目的としている。本報告は,より実用的なノズルの研究開発を行うために,気液二相流体がノズルから噴出される場合の解明を行っている。特に,環状ノズルから噴出される空気と水,および空気とアルミニウム溶湯の気液二相流体の数値解析を行い,超音速で噴出される環状噴流が水やアルミニウム溶湯の微粉末に及ぼす影響とその挙動について調べている。その結果,溶湯ノズル先端の形状,溶湯ノズル先端部の突出し量,溶湯ノズルの小孔から吸引される液体の種類およびよどみタンク圧力の違いが環状ノズルの出口付近の二相流の流れ場に及ぼす影響,および水の体積率とアルミ溶湯の体積率を調べ,金属微粉末の粉砕メカニズムを明確にしている。(著者抄録)