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J-GLOBAL ID:201102272844507402   整理番号:10A0474073

スケトウダラ(Theragra chalcogramma)魚皮のゼラチン/キトサン複合フィルムの調製と性状に関する研究

Studies on preparation and property of the edible walleye pollock (Theragra chalcogramma) skin gelatin/chitosan composite films
著者 (7件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 685-691  発行年: 2009年 
JST資料番号: C2171A  ISSN: 1000-0615  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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キトサンを魚類ゼラチンフィルムの性状を改善するために添加する前に,スケトウダラ(Theragra chalcogramma)魚皮のゼラチンフィルムの性状について調べた。さらに,食品産業における可食フィルムの開発のための基礎的及び科学的知見を得ることを目的として,複合フィルムにおける種々の組成の相互作用と適合性を調べた。スケトウダラ魚皮のゼラチンは良好なフィルム形成性を有したが,複合フィルムの性状はキトサンの添加で顕著に改善した。魚類ゼラチンはキトサンと混和することが可能であり,ゼラチン/キトサン複合フィルムは優れた光透過性を有した(88%以上)。テクスチャーアナライザーで調べた結果,魚類ゼラチンフィルムの機械的性質は低かった。80%キトサンと60%キトサンを添加した場合,伸長強度はともに増加し,破断伸長は魚類ゼラチンの182.48%と430%まで上昇した。示差走査熱(DSC)分析により,ゼラチン/キトサン複合フィルムの熱変性温度は魚類ゼラチンフィルムより10°C高いことが分かった。キトサンは水溶性とWVPを急速に低下させることで魚類ゼラチンを改変したが,吸湿性はわずかに高まった。これらの結果より,魚類ゼラチン/キトサン複合フィルムは魚類ゼラチンよりも機械的性質,熱安定性,及び耐水性が改善されることを示した。フーリエ変換赤外分光法(FTIR),X線回折(X-RD),及び走査型電子顕微鏡(SEM)の解析により,キトサンは効果的に魚類ゼラチンと相互作用し,新しい高分子が形成され,魚類ゼラチン/キトサンが良好なフィルム形成性を有することが明らかとなった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (3件):
分類
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魚類  ,  水産製造一般  ,  食品包装 

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