抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
新型アクセラは,初代アクセラの優れた運動性能に更に磨きをかけ,競合他車から一歩抜きん出たポジショニングを確立すべく開発に取り組んだ。サスペンションは,車両追従性とライントレース性の改善に注力し,各構成部品の剛性アップとスタビライザの効きをよくすることにより応答性の向上と安定性を実現した。そして,ステアリングギヤBOXの保持剛性アップで前輪の位置きめを正確に行うことにより,狙ったとおりの操縦性としっかりとした安定性を実現した。ボデーについては,そのサスペンションをしっかりと支える車体構造とするため,局部剛性と車体ヒステリシス(ねじり変形の位相遅れ)の特性に注目し開発を進めた。同時に,高張力鋼板の使用比率を大幅に見直すことで,衝突安全性能も米国と日本・欧州NCAPを改善しながら,軽量で高剛性なボデー構造を実現した。本稿ではその概要について紹介する。(著者抄録)