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J-GLOBAL ID:201102299362649302   整理番号:11A0760136

1990年代後半の才井戸流れ(守山区志段味)の水質と水生生物

著者 (4件):
資料名:
号: 40  ページ: 50-59  発行年: 2011年02月28日 
JST資料番号: S0440B  ISSN: 0919-8032  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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名古屋市守山区志段味にある湧水で涵養される「才井戸流れ」の水質と淡水生物群集に関する1997年-1998年の調査結果をまとめ,湧水と才井戸流れの保全の基礎資料として提供した。調査地点は才井戸流れの上流の地点1,下流の地点2である。また才井戸流れへの流入水として,浄水汚泥処分場の敷地を通過する流入水AとC,耕作地から水路へ流入する流入水BとD,地点2の近くで才井戸流れに流入する湧水Eの水質も調査した。水質調査項目は水温,pH,溶存酸素,導電率,全有機炭素,溶存有機炭素,流量,全リン,塩素イオン,硫酸イオンなどであった。地点1と2の間で有機物の増加が著しく, これは流入水A-Dの全有機炭素,溶存有機炭素の影響や周囲から流入するデトリタスや土壌溶出成分の影響が考えられた。栄養塩類とイオンの計測結果では,全窒素が地点1で大きく,下流で小さくなる傾向が見られたが,全リンは逆の傾向を示した。魚類と底生生物の調査結果では,希少生物であるスナヤツメ,カワモズク,オグラノフサモが検出され, 底生動物では一年中ユスリカ類が優占していた。生息場所の環境によって動物相は大きく異なった。底泥を用いた室内飼育試験によりユスリカの羽化時期を調査した。水質汚濁の影響を強く受ける生物の生息が確認されており,才井戸流れは一定の水質を維持していると考えられた。
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分類 (3件):
分類
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河川汚濁  ,  水質調査測定一般  ,  生態系 
引用文献 (2件):
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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