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J-GLOBAL ID:201202207297128761   整理番号:12A1114773

トヨタの組織文化と豊田章男社長-「変えるべきこと」と「変えてはならないもの」の峻別と進化・発展-

著者 (1件):
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巻: 13  号:ページ: 1-21  発行年: 2012年07月17日 
JST資料番号: L6863A  ISSN: 1345-7993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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トヨタ自動車(トヨタ)は,創業者である豊田佐吉,豊田喜一郎の親子以来,創業者の創り上げた強い組織文化をもとに現在まで経営されている典型的な企業のひとつである。本稿では,こうしたトヨタの組織文化の内容を,組織文化の3層構造(価値観,パラダイム,行動規範)に沿ってまとめた。根底にあるのはジャストインタイム(「お客様第一主義」)と”モノづくりは人づくり’の2つである。第1層の基盤である「社会貢献のための付加価値の創造」を行う主体は人であり,モノづくりを通して行われる。モノづくりが人を成長させ,成長した人がさらに良いモノづくりを行う。モノづくりと人の関係の本質と両者の好循環を表したのが,第2層の中心となる,「モノづくりは人づくり」パラダイムである。こうしたプロセスによって,人と組織が成長し,同時に社会全体も豊かになる。さらに「お客様(顧客)第一主義」のパラダイムが加わり,第3層のジャストインタイムにつながる。このように,トヨタの組織文化(3層構造)は,一見すると独自色の強いものでありながら,よく考えると,「市場経済の原理」に適したものであり,また社員や社会の双方に適した普通的なものであることが理解できよう。これが資本主義経済(市場経済)の中で,今日までのトヨタの成長を牽引してきた大きな原動力と言うことができる。
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分類 (1件):
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経営工学一般 
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